逆流 の商品レビュー

笹本稜平(著者)

2018/10/09

越境捜査シリーズ第4段。既にテレビドラマ化されていたこともありそれを意識してかテレビ映えしそうな新女子キャラが登場。セリフがいつも説明的に長いが気にならず読める。

2017/07/19

シリーズ第4弾。
荒川の河川敷で発見された白骨遺体の再調査を始めた鷺沼が、見知らぬ誰かに襲われ、負傷するところから、今作は始まる。
自分を襲った犯人に全く心当たりのないまま、神奈川県警の管轄内で捕まった窃盗犯が、都内で盗みに入った国会議員の自宅で遺体を見たと証言したことから、再度、宮野との越境捜査が始まる。
今回の敵は現職の国会議員。鷺沼が負傷していることもあり、今回は派手なアクションもなく、延々と頭脳戦が続く…
「このまま終わるのか…」と思ったところの、どんでん返しは少し驚いたけど、少し内容的に飽きて来てしまったかも…毎回、ピンチに陥って、今回こそ「ダメかも」と思わせながら、結局落ち着くところに落ち着く展開がワンパターンかなぁ。

2016/05/06

そろそろマンネリ化の時期だが、チームに仲間が増え、更に新しい展開として、これまで地味な役柄であった福富が活躍するなどの工夫がなされている。宮野の悪ぶりは相変わらず健在だ。
話のスケールが小さくなっているのがやや残念。

2016/01/08

1月-2。3.5点。
越境捜査シリーズ。
不明の死体が二つ。疑惑の政治家。
王道のストーリーかと思ったら、意外な方向へ。
結構面白い。次作も期待。

2015/04/02

警視庁の特命捜査対策室の鷺沼が何者かに刺された。そこへ神奈川県警の鼻つまみ者の宮野が、気になる情報を持って現れた。なにか関連があるのか？イレギュラーな捜査がはじまる。

何度も寝落ちしては、なかなか終わりまでたどり着けなかった話。何故だろう。命を狙われている割に、ハラハラ感があんまりなかったからかもしれません。
ラストはなかなか引っ張ります。残りページが少なくなっても見えない。この題材ならもう少しドキドキ出来た気がします。(偉そうに、、、

2015/03/23

越境捜査シリーズ、４作目。

いつものレギュラーメンバーに加え、今回は所轄の女性刑事がタスクフォースに加わる。まぁ、ぶっちゃけヒロインなんて要らないんですけど、、、宮野の対抗馬になりうるなかなか癖のある女の子で思ったほど悪くはなかった（苦笑）。ドラマ化されて、井上君の役割が女性になっているし、原作のほうでも紅一点の役者が欲しくなったのかしら？
展開は今まで通り。もう一歩のところに迫りながら、肝心のところで権力の壁にぶち当たり、諦めたところで大逆転劇。お決まりのパターンで、マンネリ化になりがちだけれど、今回は敵側のやり方になかなかの変化球があって、読みながらそれほどマンネリ感は感じなかった。でも、今回は鷺沼さんと宮野の会話劇がウザくなりすぎたかな。それがこのシリーズの醍醐味でもあるわけだけど、ちょっとしつこいなぁと思った。息抜きもやっぱりほどほどがいいんだなと。

2014/05/16

#読了。越境捜査シリーズ第4弾。過去の死体遺棄事件を扱っていた鷺沼が何者かに刺される。神奈川県警の宮野が窃盗犯から耳にした情報と併せ、キナ臭いものを感じたコンビが政治家を追う。相変わらずのやり取りに加え、新顔も登場。

2014/05/14

この人の作品にはいくつかのシリーズものがありますけど、そのなかでも最もTVドラマ化に適しているのがこの「越境捜査」シリーズと言えましょう。今回加わった紅一点もドラマ化対策かも？なんて。犯人役は渡部篤郎でお願いします（笑。

2014/04/23

このシリーズ４巻目。相変わらず面白い。何よりも主人公達のキャラが良い。４人が前作で５人になり、今回は紅一点女性刑事が加わって、益々、キャラが豊富になった。終わりのほうで、宮野の（裏切り？）に会うが、それを、どんでん返しにし、なお、チャッカリ報酬を手にしているあたりが、この
シリーズの真骨頂、次回作も愉しみ。