時が新しかったころ の商品レビュー
「時が新しかったころ」(ロバート・F・ヤング : 中村 融 訳)を読んだ。 随分前に勘違いで購入。以来ずっと読まずにいたヤツ。 設定は斬新で惚れ惚れするけれど、物語の進行が児童書かと思うくらいにライトティストでした。 もったいないけどサクサク読んでしまった。 私にはロマンティック...
「時が新しかったころ」(ロバート・F・ヤング : 中村 融 訳)を読んだ。 随分前に勘違いで購入。以来ずっと読まずにいたヤツ。 設定は斬新で惚れ惚れするけれど、物語の進行が児童書かと思うくらいにライトティストでした。 もったいないけどサクサク読んでしまった。 私にはロマンティック過ぎる。
Posted by
未来から白亜紀に調査に来た主人公は、火星から来た少年と少女に出会う。ラストがうまい。「時の娘」収録作品の方が短編だが完成度が高い。内容は少し違うが面白さは変わらないので一読をお勧め。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
素直なジュブナイルSF。1983年にリライトされて長編になったようだが、元ネタの中編は1965年に書かれたものだとか。なるほど、古き良きアメリカSFのテイストがしっかり詰まっているわけだ。 その時代でも冷戦、ベトナム戦争、麻薬問題、黒人の人権問題なんかも抱えたアメリカだったろうし、本作でもなんとなくその時代背景を背負ったかのような描写もあるが、それでも、こういう優しい小説を書けるのが、作者の強みなんだろうなぁと思う。 アメリカ本国では評価もあまり高くないとのこと、日本ではそうでもないようだが、俺は初見。もっと評価されてもいい作家だと思った。 マシュマロのくだり、さすがはアメリカ、というかご都合主義だなぁ…と思ったら、なんと伏線やってんねぇ。失礼いたしました。
Posted by
陰鬱ミステリや血塗れハードボイルドから離れて、ロマンティックでファンタジーなシロモノを素直に楽しんでみた
Posted by
ヤングのお家芸、と言えるほど著作を読んでいるわけじゃ無いけど、名著「たんぽぽ娘」にも通じる、時間と空間を超えた純愛の物語。 ベースは恐竜時代の冒険譚で、ジュブナイル小説としても面白い。火星人、恐竜、タイムトラベルと、SFの面白い要素を詰め込みまくりなのに、きちんと物語の筋が通っ...
ヤングのお家芸、と言えるほど著作を読んでいるわけじゃ無いけど、名著「たんぽぽ娘」にも通じる、時間と空間を超えた純愛の物語。 ベースは恐竜時代の冒険譚で、ジュブナイル小説としても面白い。火星人、恐竜、タイムトラベルと、SFの面白い要素を詰め込みまくりなのに、きちんと物語の筋が通っているし、純愛部分は、伏線の張り方からの回収が見事! 最後の10ページほどは、感無量になり落涙しそうになった。
Posted by
短編版がすごくよかったので、時間があれば読もう‥と思っていたもの。 大筋は短編版と変わらず、設定にかかわる部分がかなり詳細になっていてそこは楽しい。でも無理してアクションシーン書かなくてもよいのに‥ 持ってるのが初版なのですが、クー→クの誤植があって、クのほうがかわいいなと思いま...
短編版がすごくよかったので、時間があれば読もう‥と思っていたもの。 大筋は短編版と変わらず、設定にかかわる部分がかなり詳細になっていてそこは楽しい。でも無理してアクションシーン書かなくてもよいのに‥ 持ってるのが初版なのですが、クー→クの誤植があって、クのほうがかわいいなと思いました。
Posted by
「時の娘」に収録された短編の中編ver. 時を越えた純愛、アクション、SFのいいとこ取りの作品。 恐竜時代にタイムスリップしたホログラファーの32歳のカーペンターは、そこで火星から誘拐された王女様と王子様の姉弟を助けた。 3人は助け助けられテロリストたちと戦い逃げます。そ...
「時の娘」に収録された短編の中編ver. 時を越えた純愛、アクション、SFのいいとこ取りの作品。 恐竜時代にタイムスリップしたホログラファーの32歳のカーペンターは、そこで火星から誘拐された王女様と王子様の姉弟を助けた。 3人は助け助けられテロリストたちと戦い逃げます。そして、最後はヤングお得意のハッピーエンド。 宮部みゆきの「ステップ・ファーザー・スリップ」をはじめ独身男性が子どもたちによって自分の殻を打ち破る、子どもたちは大人になる(精神的に)お互いに成長していくところが読んでいて多のしかった。
Posted by
最近よく復刊されているヤング氏の本。そのうち買おうと思ってたらいつのまにか半年以上経っていた…。友人に読んだ?と聞かれそういえば買ったような…と家探ししたら無かったので買って読みました。面白かったです。 とはいえ時の娘に入っていた中編のロングバージョンなのであらすじは変わらないの...
最近よく復刊されているヤング氏の本。そのうち買おうと思ってたらいつのまにか半年以上経っていた…。友人に読んだ?と聞かれそういえば買ったような…と家探ししたら無かったので買って読みました。面白かったです。 とはいえ時の娘に入っていた中編のロングバージョンなのであらすじは変わらないのですが。 タイムパラドックスというのはなかなか難しい問題ですが。 未来の人間が過去に行って恐竜や虫を殺すことにより未来は変わるのか?それともそれすらも予定調和に含まれているのか?なかなか難しい問題です。 そして恐竜絶滅の問題は今は隕石説がほぼ主流になってますがこの小説が書かれた頃はまだ出てなかったんだなあなんて思ったり。 まあそれよりはメインはロマンスなのでそんな細かいところはいいんですよね! でも王女様が最初傲慢でなんかかわいくないしいきなりデレたのは何でだろうとか思いました。中編ぐらいがちょうどよかったかなあなんて個人的には思いました。 でもカボチャちゃんって…絶対褒められてる気がしないんですが!個人的には!!(笑)
Posted by
大層ロマンチックなSFでござった。 20世紀中にタイムマシンが発明されていたりという、1980年代に描かれたSFならではのレトロさはあるんだけれども、けれども、ひとつのファンタジーとして読む分には逆に雰囲気を増す。 いや? あれ? ああ……なるほど。(にやり)となるエンデ...
大層ロマンチックなSFでござった。 20世紀中にタイムマシンが発明されていたりという、1980年代に描かれたSFならではのレトロさはあるんだけれども、けれども、ひとつのファンタジーとして読む分には逆に雰囲気を増す。 いや? あれ? ああ……なるほど。(にやり)となるエンディングは読み返したくなるほんわか感である。
Posted by
同タイトルの短編が表題の短編集かと思ったら、長編でちょっと腰が引けてました(面白くなくなってたらどうしよう)。 結論。 もうこの姉弟かわいすぎるだろ!!! 短編の勢いが殺されることなく、新しいエピソードも自然で良かった! ディードレももちろん可愛いけど、お兄ちゃん欲しさにがんばる...
同タイトルの短編が表題の短編集かと思ったら、長編でちょっと腰が引けてました(面白くなくなってたらどうしよう)。 結論。 もうこの姉弟かわいすぎるだろ!!! 短編の勢いが殺されることなく、新しいエピソードも自然で良かった! ディードレももちろん可愛いけど、お兄ちゃん欲しさにがんばるスキップ。かわいい…っ。
Posted by
- 1
- 2