マンガでやさしくわかる問題解決 の商品レビュー
問題解決はどのような手順で行うべきか。 それは、 1. 論点を洗い出す 2. 仮説を立てる 3. 実行計画を立てる 4. 実行する という手順で行うべきである。 行き当たりばったり、思いつきで行動しても、決して上手くは行かない。 それでは、各ステップのポイントを以下に記す。...
問題解決はどのような手順で行うべきか。 それは、 1. 論点を洗い出す 2. 仮説を立てる 3. 実行計画を立てる 4. 実行する という手順で行うべきである。 行き当たりばったり、思いつきで行動しても、決して上手くは行かない。 それでは、各ステップのポイントを以下に記す。 「論点を洗い出す」 まず最初に、「何が問題なのか」を思いつく限り数多く洗い出すこと。 ここでの洗い出しが不足してしまうと、どうしてもあとの対策案も内容の薄いものになってしまう。 そして次に、それを構造化してみる。 イシューツリーを使って、漏れなくダブリ無く(MECEに)まとめてみる。 いきなり綺麗にまとめるのは難しいが、ここで全員の認識が揃うと、あとのステップがとてもスムーズに進むようになる。 納得できるものが出来るまで、何度もやり直して(ゼロクリアして)みる。 最後に、その中から需要な論点を1〜2個に絞り込む。 本質的な論点かどうか、つまり「これの論点が解決すれば本当に問題は解決するのか」を問いかけて考える。 そして、後はそれだけを対策するようにする。 「仮説を立てる」 ここでもポイントは、とにかく数を出すこと。 3個の優れたアイディアから選ぶよりは、100個の汎用なアイディアから選ぶ方が望ましい。 出したアイディアの数が少ないと、それに固執してしまい、あとで変更が行われづらくなってしまう。 また、常識を捨てて考えることも重要である。 常識とは、いわば「過去の成功体験」にすぎない。 だがそれが通じなくなっているからこそ、新しいアイディアが求められているのである。 加えて、顧客視点に立つことも大切である。 「もっと売上を上げたい」「これでは採算が取れない」というのは、全て企業側の都合にすぎない。 顧客の視点に立ち、彼らが本当に必要としているものは何かを考えることで、より尖ったアイディアが出るようになる。 またその際には、ペルソナを立てて考えることが効果的である。 「計画し実行する」 実行のステップでは、まずはきちんと実行計画を立てることが重要である。 行き当たりばったりで実行しても、決して上手くは行かない。 ロードマップの作成(中期計画)とアクションプランへの落とし込み(短期計画)を行う。 だがその際に、精緻な計画を立てることにこだわりすぎてはいけない。 計画を立てるのにエネルギーを使いすぎ、その後の実行が行われないのでは本末転倒である。 これまでやってきたことは全て準備に過ぎず、「実行」こそが本番なのである。 また、計画は所詮ズレていくものである。 なぜなら周囲の状況は日々変わっていくし、ビジネスにはやってみないとわからないことが多い。 ならば計画にこだわりすぎず、素早く実行し、素早く検証し、素早く修正していくことが重要である。 問題解決の手法を知りたくて本書を手にとってみたが、要点が簡潔にまとめられており、非常にためになった。 また今まで自分がいかに行き当たりばったりに行動していたかを知った。 今後はこれらの内容を参考に、きちんと問題解決出来るようになりたいものである。
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なんと、ブラコンが主役のビジネス漫画だった。しかも兄は嫁を亡くして一年という設定。 この本に書いてあったイシューツリーというのは、よくよく見るとSWOT分析だよなと思った。だいたい、SWOT分析を解説してる本ってマトリックス状に書いてあるものが多いのだけど、イシューツリーというの...
なんと、ブラコンが主役のビジネス漫画だった。しかも兄は嫁を亡くして一年という設定。 この本に書いてあったイシューツリーというのは、よくよく見るとSWOT分析だよなと思った。だいたい、SWOT分析を解説してる本ってマトリックス状に書いてあるものが多いのだけど、イシューツリーというのは文字通りツリー状に書いてあってわかりやすいと思った。
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2015年3冊目「マンガでやさしくわかる問題解決」。 図書館に請求したマンガでやさしくわかるシリーズ1冊目。問題解決のメソッドはだいたい知っていたが、改めて大切なことだなと実感。 特に、アクションプランは大切。仕事の「テーマ」「期日」「責任者」「詳細」がわかっていれば、たいがいの仕事は共有できる。当然、丁寧な説明や伝え方も必要になるが、こういうプラン表があるだけで、受ける側も、伝える側にも安心感が生まれる。 自分ひとりで仕事をするときでも活用できそう。入り組んだ仕事ほど、こういうものを作ろうと思う。
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久しぶりに本を読んだからなのかなんなのかわかりませんが、個人的によかったです。 漫画もわかりやすくておもしろい。 7つの習慣漫画版より日常生活に取り入れやすいんやないかな? この本を読んで一番感じたことは「あきらめずに頑張り続けること」です。以下まとめ。 問題解決の流れは ①問題を構造化する 「論点を洗い出す」「MECE…もれなくだぶりなく整理する」「イシューツリーを作る(全ての論点w細かく分けない・重要な論点は手前に持ってくる)」 ②仮説を作る 論理と想像力を活かして解決策のアイデアを出す 想像力(右脳)は論理(左脳)を動かしている時にはできなくいから、アイデアを出してからそれが可能か不可能か有効なのかと検証していく。 ③実現プランを作る 「ビジョンを描く(どんなふうになりたい?)」 「ロードマップを作る(最終的にはどれくらい稼ぎたい?そのためにはいつまでになにをする?主には 1.財務的な内容 2.顧客との関係 3.業務内容 人材と組織 をいつまでにどうするか決める)」 「アクションプランを作る(直近の行動を決める。より具体的に誰が何をするのかを決めよう)」 ④PDCAサイクルを回す P…plan(計画) D…do(実行) C…check(検証) A…action(改善行動) 仮説検証の進め方として、1.ヒアリング 2.データを集める(本・ネット) 3.データをグラフで検証 という感じがざっとした内容です。多分。 ここまで書いて思うのですが、もしかしたら簡潔に理解しやすく書かれているのでわかった気になってるだけかも? ま、いっか。笑 良い本でした!
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とにかく気軽に読めるのが良い。 ・MECE ・ペルソナ ・イシューツリー ・ロードマップとアクションプラン ・PDCA
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本屋でよく見る「まんがでわかる7つの習慣」と比べると、漫画のストーリー展開やキャラクターの濃さでは劣るものの、難しいと思っていたMECEやイシューツリーを漫画と文章でわかりやすく解説していた。 ■参考になった部分 イシューツリーの4つのルール ルール1 切り口をそろえる ルール2 論点をMECEにまとめる ルール3 重要な切り口を手前に動かす ルール4 すべての論点を細かく分けてはいけない
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マンガでわかりやすいシリーズ。 このシリーズ、本当にわかりやすい。 問題解決は基礎を押さえて後は実践あるのみだが、 他著書は基礎部分をまどろっこしく書いてあることが多く、 正直なところ分かりにくい。 本書は事業再生に向けての論点出しから解決策の仮説、 試行錯誤の繰り返しを行う...
マンガでわかりやすいシリーズ。 このシリーズ、本当にわかりやすい。 問題解決は基礎を押さえて後は実践あるのみだが、 他著書は基礎部分をまどろっこしく書いてあることが多く、 正直なところ分かりにくい。 本書は事業再生に向けての論点出しから解決策の仮説、 試行錯誤の繰り返しを行うことで、無事成功する といったストーリー構成になっている。 それぞれマンガでイメージを掴み、 その後に説明があるのでスッと頭の中に入って来た。 オススメです。 【参考になった内容】 ・正しいイシューツリーとは、 自分で見て自分の頭がスッキリする ほかの人に説明して素直に伝わる チームで検討してお互いが納得する もの ・イシューツリーは3〜6名で半日くらいかけて作る。 作るときは何度も作り直すことを恐れずに行うこと。 また、MECEを意識しすぎないように注意すること。 ・問題が生まれる理由は、 過去の成功体験が通用しなくなったから。 つまり過去に拘っていては、いつまでも解決しない。 ・ロードマップに記述する内容 ①財務的な内容 売上や利益の目標 ②顧客との関係 開拓顧客数、継続顧客数、顧客との関係 ③業務内容 提供商品、技術開発、販売チャネル ④人材と組織 従業員のスキル、会社の風土 →意外と従業員のスキルが抜けてた気がする。 ・ロードマップで目指す状態を決め、 アクションプランで具体的な行動を決める ・ある程度の計画が出来たら、 必要以上に精緻に詰めず、どんどん実行に移すこと。 移すことで計画と乖離が出たら軌道修正を行うこと。 計画なんてズレるのが当たり前と念頭におくべき。 ・ヒアリングは少数を深く聞くのが望ましい。 ※インデプス・インタビューという。 ・計画を立てるのに必要なデータは2〜3日で集める。 集まらないものは集まらないと諦めることも大事。 期限を設けて集める、関係無さそうと思っても目についたら 一端はストックする。 選別は集めた後にやればよい。 ・データ分析で使うグラフ 折れ線グラフ(時系列) 棒グラフ(比較) ヒストグラム(頻度) 散布図(相関とセグメント把握)
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