着たくなる日(Vol.4) の商品レビュー

実用書

2009/10/04

振袖を着ていたころから10年も経つとこうも変わるか！！と隔世の感を感じてしまうような本ですが…。なぜか和のお稽古を体験する特集があり、茶道、華道、狂言を振袖姿で習いに行ってます。京都の王道を行くお稽古体験のページと、セレクトショップのアバンギャルドなコーディネイトのページのミスマッチ加減が、どんな読者を想定しているの？って疑問に思わざるをえないんです。
秋も深まってくると毎年振袖本がたくさん発売されますが、だいたいそういう本はスポンサーの会社の振袖を紹介するカタログなわけで、ときにはセット価格まで載っていたりします。
10年前は振袖のハードユーザーで、人生を振り返ると100回以上着ているわけですが、そんな私からしてみると、振袖はやっぱり上品で古典的なものが美しいなと思うわけです。コスプレではもったいないでしょ。