「このままでいいのか」と迷う君の明日を変える働き方 の商品レビュー

金井壽宏【著】

2020/05/12

20～30代向け。事例と理論を結び付け分かりやすく紹介。コミットメントを促進するＯＳＴ（オープンスペーステクノロジー）は、組織開発・活性につながる。納得感のある場のデザインに有用。現在志向の時間的展望観をお持ちの方は手に取ってみるといいだろう。そういう人は手に取らないか...。

2016/06/12

タイトルのとおり、同世代事例を交えた、キャリアに悩む若手向けの本かもしれません。ただし、内容は幅広く、かつ十分に本質的でした。
特に印象的なのはp.67「お金を得ながら、仕事を楽しむこともできる」というフレーズ。もちろん二者択一ではなく、まったく矛盾することでもなく、また、本の後半に出てくる「何らかの形で社会に役立つもの」というキャリアとも鼎立しうるものです。当たり前なのに、新鮮に感じました。

2014/11/23

自分が大切にしたい価値観をもって、はっきりとした軸があって、納得した仕事ができるか。
自分はいったい何が得意kあ、自分はいったい何をやりたいのか。社会に役立っていると仕事の勝ちを実感できるのか。

2014/10/19

20代の人向け?
インタビューを通してどのような問題を抱え
それを乗り越えることで変わったかを
事例を交えてわかりやすく載せている。
社会人生活の浮き沈みをグラフにしてみるアドバイスが興味深かった。

2014/08/25

モチベーションの研究者による、実際に働いている人への調査レポートを元にした、「働く」論。
著者は、本書を働く若手にどうやって自分のやる気を自己調整しているか尋ね、モチベーションの持論・自論を探る試みとしている。

モチベーションの持論とは、諸理論に裏づけを持ちながらも、自分のやる気を左右する要因を自分の言葉で話せること、と定義しており、本書では逆にインタビュイーの言葉をもとに、モチベーションの諸理論へ結びつけている感じ。このインタビューで話されているこういうケースには、こういう裏付けの理論がある、みたいに。
モチベーションが湧くとき、そうでないとき、いろんなケースを見ながら、働くということに対する態度を優しく考えさせる本。

2014/05/05

まさに、この本のタイトルのような状況の渦中だったので読んでみた。金井先生の本にしては軽薄なビジネス書・自己啓発書っぽいほうだと思うし、書かれているモチベーションの知も、ほとんどが一度は他の本で読んだことがあるものなんだけど、軽くひとまとめにできる感じで読みやすかった。