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狼たちの初陣 の商品レビュー

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2018/10/25

グランクレスト3冊目にして ようやくなんとなくそれとなくどういう感じかわかってきた感じ ロードスが売れたのは遥か昔だし 戦記ものはTRPGに合わないと思うが ARAサガも面白かったのは最初だけだし ブレカナ……いえなんでもないです 誓約は鎖よりはわかりやすいけれどロイスのほうが良...

グランクレスト3冊目にして ようやくなんとなくそれとなくどういう感じかわかってきた感じ ロードスが売れたのは遥か昔だし 戦記ものはTRPGに合わないと思うが ARAサガも面白かったのは最初だけだし ブレカナ……いえなんでもないです 誓約は鎖よりはわかりやすいけれどロイスのほうが良くできていたような 新しいものを求めるのは良いことだろうけれど

Posted byブクログ

2015/06/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

確かに王道! …だけど、それ以上にドラマティックな成長物語。 田中天さんはGMやるとホントに上手いなぁ。 プレイヤー時の荒唐無稽なイメージとは違い、盛り上がりや熱い展開、そしてジワッとくる人間ドラマを見事に盛り込んできます。…変なキャラ、展開は多々あるけれど! さて今回はグランクレストTRPGのリプレイ。グランクレストは国作り・王として覇を競う事に主眼を置いたゲームですので、この手の物語の定番であり王道である、「亡国の王子が国を取り戻す」いわゆるロスト・ロイヤルをテーマとしたキャンペーンになっています。 …が。 実はその亡国の王子である主人公(PC1)レグナムが再起に乗り気じゃないというスタート。 それは決して怠惰であったり臆病さからくる事ではなく、彼なりの考えがあってのことなのですが…。 主人公がそれでは話が進まない、となりそうな所ですが、そこは生真面目でお節介な幼馴染であり第一の臣下であるシスや復讐鬼ヴァーンらが引っ張ってくれています。軍師である魔術師・アンも助言や手助けで導いてくれる。 レグナムは王族として民の命を背負い、責任を負う事の意味を問いながら、遅い来る困難に立ち向かっていくのです。 この辺がまさに「王としての道」を探す成長の物語となっており、単なる英雄譚とは違った面白さ。 特に敵国ゼフォスに滅ぼされた国の生き残りであるヴァーンの復讐にかける執念、そして異邦人としてのロールプレイが素晴らしく、ダークヒーローとして本当にカッコイイ。 未だ未熟なレグナムに期待し、そして見定める役として凄まじい存在感を放っています。 ゲーム的にも国運営ルールや大規模戦闘ルールを使ってのプレイが何とも楽しそう。 皆であーでもないこーでもないと国を作っていく感じは確かにライブ感満点。TRPGならではの楽しみ方です。 もう色んな方向で面白さを発揮していますねぇ、このリプレイ。 新シリーズとしても実に期待が持てます。 …それにしても、GMの出目が悪い悪い…(苦笑)

Posted byブクログ