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球団と喧嘩してクビになった野球選手 の商品レビュー

3.7

18件のお客様レビュー

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2015/02/28

元ベイスターズの中野渡投手の自伝。題名の通り球団フロントとの確執で4年間のプロ野球生活を終え、もつ鍋屋を開業するまでの半生が紹介されているが、当時のベイスターズの選手たちの裏話的なものや中野渡氏自身の毒舌が非常に面白かった。ただ面白いだけでなく、引退後に人と人とのつながりの貴重さ...

元ベイスターズの中野渡投手の自伝。題名の通り球団フロントとの確執で4年間のプロ野球生活を終え、もつ鍋屋を開業するまでの半生が紹介されているが、当時のベイスターズの選手たちの裏話的なものや中野渡氏自身の毒舌が非常に面白かった。ただ面白いだけでなく、引退後に人と人とのつながりの貴重さを感じたという氏の言葉は印象に残った。

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2014/12/29

最強に面白かった。「口は災い」というほどの毒があるけれど、正面から思いを届けるために感じたことをそのまま語っているからであって。社会人野球の真摯さも伝わりましたし、何よりあとがきを読んで「ああ小宮山だ」と思う、この2人の人格のギャップで落とすのが最高です。

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2014/12/27

26-123 ベイスターズで実働1年ながら強烈なキャラで印象を残し、その後も先輩や後輩に慕われている中野渡の自伝。たまに雑誌Numberに登場し、毒舌で味のあるキャラであることは知っていたが、この本は抜群に面白い。本の雑誌の2014年度文庫ベストワンに選ばれたのも納得。とにかく構...

26-123 ベイスターズで実働1年ながら強烈なキャラで印象を残し、その後も先輩や後輩に慕われている中野渡の自伝。たまに雑誌Numberに登場し、毒舌で味のあるキャラであることは知っていたが、この本は抜群に面白い。本の雑誌の2014年度文庫ベストワンに選ばれたのも納得。とにかく構成が秀逸で、クビになった後に奮闘する姿とときどき入る回想シーンのバランスが絶妙。昔でいう江本本や坂東本のような暴露本と思ったらさにあらず、不器用な男の生き様と周りで支える素晴らしい先輩、友人たちに愛されている姿が胸に迫る。ベイスターズファンなら必読の本、そうでなくてもおすすめ。星4つ。

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2014/12/22

著者をはじめベイスターズの選手ってあんまり知らないんだよね。ファンなら第2章のプロ時代のエピソードはとても楽しめると思う。谷繁や三浦番長の素顔を垣間見た感じで、ここは面白い。そしてクビになった後の、モツ鍋屋開店までの顛末が一番読ませる。熱がある。 ただ、全体としては期待と違って...

著者をはじめベイスターズの選手ってあんまり知らないんだよね。ファンなら第2章のプロ時代のエピソードはとても楽しめると思う。谷繁や三浦番長の素顔を垣間見た感じで、ここは面白い。そしてクビになった後の、モツ鍋屋開店までの顛末が一番読ませる。熱がある。 ただ、全体としては期待と違ってガックリ。説教臭い自分語りがどうもね…。「おすすめ文庫王国」ベスト1なんだけど。

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2014/09/21

 筆者はプロ野球選手だったが、1軍での活躍が2001年の1年ほどだったのでファンでないと知らないかもしれない。引退後も一部のマスコミで取り上げられているので、引退後に知った人の方が多いかもしれない。  子供のころから野球漬けの人生で、プロ野球引退後はもつ鍋屋を開業した半生を描いて...

 筆者はプロ野球選手だったが、1軍での活躍が2001年の1年ほどだったのでファンでないと知らないかもしれない。引退後も一部のマスコミで取り上げられているので、引退後に知った人の方が多いかもしれない。  子供のころから野球漬けの人生で、プロ野球引退後はもつ鍋屋を開業した半生を描いている。周囲との摩擦を引き起こす悪口雑言にもかかわらず友や先輩などに恵まれつき合いも途切れないのは、筆者がまっすぐな男だからだと周囲は言う。  なによりも、筆者の頑張りというか負けず嫌い、努力、必死さ、ガッツ、気迫というか全力で死に物狂いで物事に取り組む姿こそが素晴らしい。  落ち込んだり、へこんだりしたときは、この本を読むといいだろう。俺ももっと頑張ろう、まだまだ努力不足だと、という気にさせてくれる。

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2014/09/13

今のベイに中野渡や木塚のような気持ちが前面に出る投手が居ないのが残念。。。 本書は100%中野渡が楽しめる一冊。 ベイファン必見! 閉店する前にお店に行きたかったー。

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2014/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

友人のお勧め本。 もとベイスターズの著者が、プロ野球選手になり、4年の現役生活後に、もつ鍋屋を開店させ、軌道に乗せるまでの軌跡。 思いっきり主観だから、どこまで真実かはわからないが、これが全てだったとしたら、ベイスターズの弱さの原因はそういう部分にあるのかもなぁ。 プロ野球選手とはいえ、みんな一人の人間なんだという実感を持つことできる。著者の物語だけでなく、そんなスポーツ選手の人間味を感じられるところが面白い。

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2014/03/28

≪目次≫ はじめに 第1章 球団と喧嘩してクビになる~突然の戦力外通告~ 第2章 「24時間いつでも投げられます」~横浜ベイスターズ時代~ 第3章 「死に際が男の生き様」~もつ鍋屋開店~ 第4章 鬼の恩人~高校時代、社会人時代~ 第5章 キャッチボール~もつ鍋わたりとこれから~ ...

≪目次≫ はじめに 第1章 球団と喧嘩してクビになる~突然の戦力外通告~ 第2章 「24時間いつでも投げられます」~横浜ベイスターズ時代~ 第3章 「死に際が男の生き様」~もつ鍋屋開店~ 第4章 鬼の恩人~高校時代、社会人時代~ 第5章 キャッチボール~もつ鍋わたりとこれから~ あとがき ≪内容≫ 昔から「中野渡進」という選手があっという間にクビになったことが不思議だった。なんとなく「球団とケンカ」したことは知っていたが…。そこでこの本を見つけると、即買いになったわけだ。 内容はめっちゃ面白い!「わたり」(中野渡)の自伝であり、今の日本に「男の生き方」を示すものであり、しかし実は、ビジネス書としても、人生の指南書としても十分に役立つ本である。表面は「べらんめぇ調」の毒舌が続くのであるが、解説で小宮山悟が語るように、それは素直に生きられない彼の”テレ”であり、そこに人間性が現れている。「自分を素直に出す」「やるべきことは愚直にやる」。空気を読んだり、ひきこもるのではなく、他人とぶつかることで人間は磨かれていくのだ。それは人間にとって大きな財産となる。その証拠に、彼は高校時代の先生や野球界の先輩にかわいがられ、仲間に慕われ、今でも深い交友関係が続いている。これは彼の財産である。

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