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本気で5アンペア の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2022/01/24

福島に赴任していた時に東日本大震災で被災した著者が 自分なりに考えて出した結論 「電力会社が作る電力に、極力頼らず暮らしていきたい」 その考えを実行した「5アンペア」生活。 そんな試行錯誤の小電力生活を綴ったエッセイ。 おもしろかった!! そして、すごいと思った! 私もなるべ...

福島に赴任していた時に東日本大震災で被災した著者が 自分なりに考えて出した結論 「電力会社が作る電力に、極力頼らず暮らしていきたい」 その考えを実行した「5アンペア」生活。 そんな試行錯誤の小電力生活を綴ったエッセイ。 おもしろかった!! そして、すごいと思った! 私もなるべく節電して生きていきたいと思っている。 震災の経験もそうだけど、原発問題に何らかの形で関わった人ならそう思う人って多いんじゃないだろうか? でもいるんだよね… 「お前ひとりで節電しても全然意味ないから」 っていう人。 自分は何もしないで「金払って使って何が悪い」とか「バカなチャレンジやってる変人」とか「節電なんて意味のないことだ」とかいう人。 いや…確かに変わってる人なのかもしれない… でも私は原発問題を知ってしまったら知らんふりでじゃんじゃん電気を使うってできないと思う。 それ考えると著者の斎藤さんってすごい だって、自分ができる節電は何か?っていうのをちゃんとチャレンジして実行しているんだから。 言うだけじゃなくて実行ってなかなかできない人が多いもん。それも5アンペアって…すごい そして気になるのはご結婚した後の生活 5アンペア生活は続けているのだろうか? 奥さんはどう思ってるんだろ? むむむ…気になる~。

Posted byブクログ

2021/07/17

目次から興味が湧く。 文字が大きく読みやすい。 自分自身の電力との付き合い方を振り返る。 エアコンが嫌いで、41歳で父親になるまでエアコンを設置しないか、部屋に備え付けでも使わなかった。子供と暮らすようになって3LDKのマンションに2台のエアコンを設置。年に数回は冷房運転をする...

目次から興味が湧く。 文字が大きく読みやすい。 自分自身の電力との付き合い方を振り返る。 エアコンが嫌いで、41歳で父親になるまでエアコンを設置しないか、部屋に備え付けでも使わなかった。子供と暮らすようになって3LDKのマンションに2台のエアコンを設置。年に数回は冷房運転をする。 共稼ぎで時短が重要なので電子レンジと電気炊飯器、全自動洗濯機、電気ケトルと食洗機は日々フル回転。食洗機は、どちらかと言うと手荒れ対策。 28歳から30歳までの2年間、海外ボランティアで、中国の南方の田舎に暮らした。住居に有った家電は、電気炊飯器と冷蔵庫とテレビだけ。炊飯器は途中から圧力鍋で代用、テレビも2年目に職場の共用施設に提供したので、2年間使っていたのは冷蔵庫だけ。ちなみに、給湯器や瞬間湯沸し器のたぐいもなかった。生活そのものがノンビリだったので苦労は全く無かった。 そんなこんなを思いながら、読了。

Posted byブクログ

2021/02/26

ただのエコではなく理由ありきのエコ活動。 東日本大震災での原発事故。 それが、もたらした現実。 原発の安全性はどこへ? 自宅のコンセントまでにエネルギーをどれだけつかっているのか。 疑問から行動へ。 アンペアダウンからの自発自給へ。 電気をはじめ当たり前に使っているライフラインに...

ただのエコではなく理由ありきのエコ活動。 東日本大震災での原発事故。 それが、もたらした現実。 原発の安全性はどこへ? 自宅のコンセントまでにエネルギーをどれだけつかっているのか。 疑問から行動へ。 アンペアダウンからの自発自給へ。 電気をはじめ当たり前に使っているライフラインについて見直すべきだと思わせられた。

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2020/11/06

東京在住にはやはり福島の原発問題はまだまだ他人事と思っていたけど心が痛くなった。 東京電力のやり口には少しイラッとしたが、勉強になった。自分の生活を見直してさっそく使っていないエアコンと炊飯器の電源を抜いた。私ももっと節電しなきゃ。

Posted byブクログ

2017/04/28

原発の問題を書いた本がたくさんある中で、こういう角度からの見方、行動の仕方があるのかと、面白い内容。自宅の契約アンペア数を5アンペアに抑える経緯となった、福島県郡山市での震災体験記は、新聞記者らしいしっかりとした筆力で書かれていて、改めてまた生々しく、深刻さがひしひしと伝わってき...

原発の問題を書いた本がたくさんある中で、こういう角度からの見方、行動の仕方があるのかと、面白い内容。自宅の契約アンペア数を5アンペアに抑える経緯となった、福島県郡山市での震災体験記は、新聞記者らしいしっかりとした筆力で書かれていて、改めてまた生々しく、深刻さがひしひしと伝わってきた。5アンペア契約を、素直には手続きをしてくれない東電、中電の対応はさもありなんという気がした。 電力を大量に消費する生活を自己批判し、徹底的に節約してみるという試みは大変興味深く、共感できる。すべて実際に筆者がやってみた体験記なので、具体的で読み物としても面白い。自分も、さすがにここまでは出来ないが、普段からもっと節電を心がけなければなという気になる。 原発については、震災後一年半停止していた間、日本は節電を乗り気ることが出来たのは事実。その事実がありながら、次々に再稼働が始まっている現状は本当に理解に苦しむ。 確かに、原発があることでそこで生計を立てている人々もいるということを無視するわけにはいかないと思う。しかし、天災はどんなに予測したところで予測しきることは絶対に出来ない。出来るわけがない。最近は近隣国での軍事挑発行動の危機も高まっているが恐らくこれもすべての非常事態を想定した備えなどできているはずがない。人間の想像力にはどこまでいっても限界があるからだ。そして、万が一の事態が起きた時、放射能汚染の恐ろしさ、シビアさは、人間、いや地球にとって何にも比べられない、取り返しがつかないものだということを考えるべきだ。またさらにしつこく言えば、本書にも取り上げられている使用済み核燃料の処理には何も将来のプランがないなど、馬鹿馬鹿しさは極まっており、ただ単に先送りしているだけの国の責任は本当に重い。また、それはそういう政治家、体制を選んでいる国民すべてが背負っている咎なのだ。 最近も読んだ、玄海原発の再稼働の新聞記事は、しかしながら原発の再稼働は、前に進むのも、あるいは廃炉するのにも同じだけのコストの問題があることを指摘しており、なるほどと考えさせられた。 本書の切り口である電力を国民が求めているから、という言い訳を単純に許してはならないと思う。科学の発展、技術の発展を人類は止めることは出来ないと思う。それが文化や特に医療などにいかされている面は非常に大きい。しかし、本当の生活の豊かさを考えたときには、それって本当に必要なの?というものも身の回りにはたくさんあろうと思う。そういう目線を持つことの大切さを考える意味で本書は読まれる価値があると思う。

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2015/03/19

うちも子供の頃はたまにブレーカー落ちたりしていたなぁと懐かしく思い出した。この本は、家電に囲まれ便利で清潔で快適な生活に慣れきった私の毎日に一石を投じました。しかしこの人のまねはできない。著者は新聞記者で単身暮らし、引っ越し慣れしている方なのでとてもアクティブ。エコ生活は楽しんで...

うちも子供の頃はたまにブレーカー落ちたりしていたなぁと懐かしく思い出した。この本は、家電に囲まれ便利で清潔で快適な生活に慣れきった私の毎日に一石を投じました。しかしこの人のまねはできない。著者は新聞記者で単身暮らし、引っ越し慣れしている方なのでとてもアクティブ。エコ生活は楽しんでかっこよくやるべきという姿勢も賛成です。昭和の生活雑貨、用具の見直しもいいね。お金の問題ではなく、やはり無駄は愚かなことだと思うのです。単身でない方は家族の説得も大切だろうなと思いました。

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2014/12/13

電気の最低契約アンペア数は5アンペアらしい。 (ほとんど宣伝されていないらしいが) その5アンペアで暮らしてみる、という本。 新聞連載時から読んでいたが、その後の転勤に伴うあれこれや太陽光発電を取り入れたことなどはこれを読んで知った。 実際、自分もやるかというと・・・。だけど...

電気の最低契約アンペア数は5アンペアらしい。 (ほとんど宣伝されていないらしいが) その5アンペアで暮らしてみる、という本。 新聞連載時から読んでいたが、その後の転勤に伴うあれこれや太陽光発電を取り入れたことなどはこれを読んで知った。 実際、自分もやるかというと・・・。だけど、考えるきっかけにはなる。また、節電に取り組むためのちょっとしたヒントみたいなものが色々とある。

Posted byブクログ

2014/05/10

某電力会社の方のオススメで読んでみました。 東日本大震災のとき、福島にいた新聞記者さんが、家の契約アンペアを最低の5アンペアに。 おー。やれば出来るのかー。と思いつつ、私には無理だな〜と(苦笑) でも節電は心がけていきたいと改めて思いました。

Posted byブクログ

2014/04/10

スーピーから聞いていて、ただのぶっ飛んだ人かと思ってたけど、すごく読んでて友達になれそうな気がした。

Posted byブクログ