おさなごころを科学する の商品レビュー
全部は読めなかった。3歳の長男の心理がどういうものか知りたくて読んでみた。有能な乳幼児、社交的な乳幼児というのは面白い。どうやって子供達が社会性を身につけていくのか、その理論が複数あってまだまだ発展段階ということはわかった。確固たる理論ができてくると、知育界隈のメーカーがこぞって...
全部は読めなかった。3歳の長男の心理がどういうものか知りたくて読んでみた。有能な乳幼児、社交的な乳幼児というのは面白い。どうやって子供達が社会性を身につけていくのか、その理論が複数あってまだまだ発展段階ということはわかった。確固たる理論ができてくると、知育界隈のメーカーがこぞってそれっぽいおもちゃとか塾とか作り出すんだろうなー笑
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第8章「仮想する乳幼児」のみ読了。よって評価はなし。 ***** 8章について。乳幼児の多く(半数近く?)が「空想の友だち」を持つという。一人っ子などに多い。理由は寂しさを埋めるため(大人が見るサードマン現象と近い)。またきょうだいなどがいれば自然と学習できる認知機能の発達のため...
第8章「仮想する乳幼児」のみ読了。よって評価はなし。 ***** 8章について。乳幼児の多く(半数近く?)が「空想の友だち」を持つという。一人っ子などに多い。理由は寂しさを埋めるため(大人が見るサードマン現象と近い)。またきょうだいなどがいれば自然と学習できる認知機能の発達のため。 子どもには子ども特有の行動がある。未熟なのではなく、その行動がその時期に必要とのこと。 たとえば子どもは ・メタ認知能力が低い=自分の出来る範囲がわからない=無謀な挑戦をする=新しい発見をする。 ・ワーキングメモリが少ない=一度に処理できる情報量が少ない=単純な文から処理する=言語発達を促進する もとはメタ認知能力の高い子どもやワーキングメモリの大きい子どももいたかもしれないが、進化の過程で生存できなかったという指摘は相当に面白く、NHK特集でやってそうなトピック。(進化発達心理学というそうです)。
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教育図書館OPAC: http://nieropac.nier.go.jp/webopac/BB20016229
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乳幼児の心の中を研究する歴史と脳の中を探る最新の科学、なるほどと思いながら、まだまだ分からないことだらけだとも思った。
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