福島と原発(2) の商品レビュー
後ろ半分が年表というオチで電車内で読む本が無くなった点はさておき、基本的には福島県民目線の連載ものでで県外の人間が読んでも面白味は少ない。資料的な意味合いを求めない人にはあまりお勧めしない。文章も上手ではないしね。 いやプロメテみたいなエンターテイメントと盛り上がりに満ちた読み物...
後ろ半分が年表というオチで電車内で読む本が無くなった点はさておき、基本的には福島県民目線の連載ものでで県外の人間が読んでも面白味は少ない。資料的な意味合いを求めない人にはあまりお勧めしない。文章も上手ではないしね。 いやプロメテみたいなエンターテイメントと盛り上がりに満ちた読み物として原発モノを読もうという性根が腐ってると言われたら返す言葉もありませんが…
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※このレビューにはネタバレを含みます
東日本大震災と福島原発事故からの1000日の放射能の戦いをまとめた一冊。地方新聞社が地道に集めた情報を、集約しているので、ボリュームがありました。 やはり、この問題の根本は、安全安心神話に原発も含まれており、リスクに関する事前の準備が足りなかったことが、当初のゴタゴタを生み、震災関連死やら、農業を含めた産業への大きなダメージに繋がったというのが、強い感想として残りました。原発に反対するだけでなく、無知であった自分たちが招いた当事者でもある、という点は、誰もが胸に刻まなくてはいけないのではないでしょうか。
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