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許す力 の商品レビュー

3.1

39件のお客様レビュー

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    1

  2. 4つ

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2014/09/23

「許す」がキーワードのエッセイは最初と最後だけ。初めて読んだ、伊集院静。この年代の人特有な表現が薄く、なんだか嫌味なく頭に入って来た。ただ、一箇所、「付き合ってきた女達にうんぬん」と女達を見下す文章があったけど、そこ、自分の鏡と思いなさいよ。どうして、そんな女と付き合う男はましと...

「許す」がキーワードのエッセイは最初と最後だけ。初めて読んだ、伊集院静。この年代の人特有な表現が薄く、なんだか嫌味なく頭に入って来た。ただ、一箇所、「付き合ってきた女達にうんぬん」と女達を見下す文章があったけど、そこ、自分の鏡と思いなさいよ。どうして、そんな女と付き合う男はましと思えるわけ?それぐらいしか、反感抱かなかったな。珍しく。いいねぇ、人との交わり。他も縁があったら、読んでみたい。

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2014/09/01

それは選手としての能力もあるが、それ以上にドラフトで起きた桑田真澄との事件を黙って耐え、迎えてくれる球団があるなら、そこへ行くと決めた潔さだった。 「時間がクスリになります。それまで踏ん張りなさい」 どんなに精神がまいったとしても、いつか立ち直って再出発できるのが人間だとも書いた...

それは選手としての能力もあるが、それ以上にドラフトで起きた桑田真澄との事件を黙って耐え、迎えてくれる球団があるなら、そこへ行くと決めた潔さだった。 「時間がクスリになります。それまで踏ん張りなさい」 どんなに精神がまいったとしても、いつか立ち直って再出発できるのが人間だとも書いた。 "人はさまざまな事情を抱えて、それでも平然と生きている"

Posted byブクログ

2014/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この人あんまり好きじゃない、と思いつつこのシリーズだけは読み続けてしまうのは何故でしょう。 それはやはり響く言葉があるからなのかなぁ。 許すということは確かに心がけだけでは出来ることではありません。許さないけど続けていく、関係を断ち切らないというのも大切なことなのかもしれないと本書を読んで考えました。 (引用) 忘れることができないのは承知で、大人は若者に告げなくてはならぬことがあるのだ。 人はさまざまな事情を抱えて、それでも平然と生きている 大切なのは、許せないものをわざわざ目の前に引っ張り出して凝視しないことである。 じーんと心に染みていく言葉です。 特に響いたのは (引用) 風景には残酷な面がある。かわらない景色というものは、時には残酷な面を持っている。 と言うところ。私はこれと全く真逆のことを、変わらない風景を目にして感じたことがあります。 何が起きても変わらない景色があるというのは慰めになると。 人によって、あるいは人の心情によって風景は優しくも残酷になる。自然が人間に対して感情を持たずにそこにあるからそうなるのでしょうね。 そしてこの真逆の感想を持ってして、私はやはり著者とは合わないんだろうなぁと思います。(笑)

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2014/08/10

 伊集院静氏の著作は何冊も読んでいるが、少し御沙汰してしまった。この「許す力」も「大人の流儀」から2つ跳んでいる。  自分は許せないんだな、ホント。心が狭いからさ。でも「許せないならそれでいい」と言っていただける。  「家人の『くれぐれも思慮に欠けた行動は・・・』」でブレーキをか...

 伊集院静氏の著作は何冊も読んでいるが、少し御沙汰してしまった。この「許す力」も「大人の流儀」から2つ跳んでいる。  自分は許せないんだな、ホント。心が狭いからさ。でも「許せないならそれでいい」と言っていただける。  「家人の『くれぐれも思慮に欠けた行動は・・・』」でブレーキをかける。伊集院氏といえども奥方の言葉が御自分を制御されているらしい。  氏の著作は大好きだが、どうしてあれほどの美形の女性達があんな飲んだくれの博打うちになびくのか、納得できなかった。いや、日本の女性も美しいだけじゃない、捨てたもんじゃないということだ。  飛ばした2冊、買いに行こうっと。

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2014/07/20

たしかに『許す』って。なかなか。 若い頃おとなになるって『認める』『認められる』って。 こと、かも。などと、思っておりましたが。 『許す』ことかもねぇ。おとなになるって。 〜忘れることができないのは承知で、大人は若者に告げなくてはならぬことがあるのだ。〜 そして、読ん...

たしかに『許す』って。なかなか。 若い頃おとなになるって『認める』『認められる』って。 こと、かも。などと、思っておりましたが。 『許す』ことかもねぇ。おとなになるって。 〜忘れることができないのは承知で、大人は若者に告げなくてはならぬことがあるのだ。〜 そして、読んでいる時にみつけたの。 アメリカのユーモア作家 Josh Billings There is no revenge so complete as forgiveness. 〜許すこと、それ以上に完璧な復讐はない。〜

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2014/07/15

許すことが出来ないのも、人間だからしょうがない。その事であまり悩まず、その事を胸の中に置いて懸命に生きた方がいいと言う提案に近づきたい。

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2014/07/14

ある人がすすめていたそうなので、読んでみました。 が、内容があまりないのか、読み手であるこちらの責任なのか、あまり得るものはありませんでした。 得たもの(知識)としては、伊集院静が昔野球をやっていたことと、松井秀喜の人間としての素晴らしさぐらいでしょうか。 重いテーマに...

ある人がすすめていたそうなので、読んでみました。 が、内容があまりないのか、読み手であるこちらの責任なのか、あまり得るものはありませんでした。 得たもの(知識)としては、伊集院静が昔野球をやっていたことと、松井秀喜の人間としての素晴らしさぐらいでしょうか。 重いテーマについても、気軽に読めるテイストになっていますが、全体的に肩の力を抜き過ぎな印象。

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2014/08/19

許せないのなら、私は許さなくていいのではないかと思う。 今日の午後、あらたに許せないものと出逢っても、これは私には許せないナ、 とつぶやきポケットに入れてしまえばいいのではないか。 大切なのは、許せないものをわざわざ目の前に引っ張りだして凝視しないことである。 許せない自分だけが...

許せないのなら、私は許さなくていいのではないかと思う。 今日の午後、あらたに許せないものと出逢っても、これは私には許せないナ、 とつぶやきポケットに入れてしまえばいいのではないか。 大切なのは、許せないものをわざわざ目の前に引っ張りだして凝視しないことである。 許せない自分だけがダメな人ではなく、皆それをかかえて生きていることを知ることである。 ーーー以上抜粋ーーー   長年心の中で、とりたてて考えず漫然と行っていたことを、 きちんと言葉に置き換えてもらったような気がする。 私の思いを肯定されたようで嬉しかった。

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2014/06/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

朝読書の時間にとびとびで2か月くらいかけて読んだ本。 新書だと思って読んだけど、なんかエッセイみたいで拍子抜け。私には読みにくい。 全然ちがう世界に生きる人やから、そういう世界を知れていいけど、なんか自慢が多い気がした・・・ 生きている限り、許せないことに出逢う。 これだけは学べたかな。

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2014/05/31

許すというのは、永遠のテーマですな。 簡単に、大らかに受け入れることは なかなか難しい。悪口でなく、その人が こうあって、欲しいということを口から 言うことによって、その人が変わることも あるという。なかなか難しいテーマだ。

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