シャーロック・ホームズ全集 (1) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
森見さんを読んでから読み出したいと思っていたホームズ。翻訳物が苦手な読み手ですが、ゆるゆる、なんとか読み切りたい。いくつか読んだ中で、私には割と読みやすい翻訳でした。
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シャーロックホームズはあまり読んだことがない。 ただ緋色の習作は聞いたことはあったので試しに読んでみた。 何度も何度も眠気と戦いながら読み進めていたが 犯人がわかったあたりからは一気に読めた。 普段はアガサクリスティーを読むことが多いので 最初はこの文体に慣れなかった。 犯行の手...
シャーロックホームズはあまり読んだことがない。 ただ緋色の習作は聞いたことはあったので試しに読んでみた。 何度も何度も眠気と戦いながら読み進めていたが 犯人がわかったあたりからは一気に読めた。 普段はアガサクリスティーを読むことが多いので 最初はこの文体に慣れなかった。 犯行の手順は非常にシンプルでもある。
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ホームズの活躍編と、あるモルモン教徒の数奇な運命編と、毛色の異なる二つの話を上手い事繋げて物語を構成させるコナン・ドイルの筆力に脱帽。
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これが最初の話だったんだ!赤毛連盟が最初かと思ってた。第二部でガラリと変わって一瞬戸惑うけど、どんどん読めちゃうし、それが事件に繋がった時がとても面白い。ひばりのように歌うホームズが可愛かった…
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翻訳本は読みづらくて苦手なのですが、とても読みやすかったです。格調の感じられる訳し方なのに、すらっと読める。 挿絵入り、注釈付きということで中身以外にも充実していました。翻訳者の方がシャーロキアンなので安心して読めます。 途中で長々と主要人物以外の過去パートとなり、一瞬別の事件...
翻訳本は読みづらくて苦手なのですが、とても読みやすかったです。格調の感じられる訳し方なのに、すらっと読める。 挿絵入り、注釈付きということで中身以外にも充実していました。翻訳者の方がシャーロキアンなので安心して読めます。 途中で長々と主要人物以外の過去パートとなり、一瞬別の事件が始まったかと思いましたがそんなことはなかった。描き方が上手いので、退屈することなく読めました。淡々と語られているのに、緊張感や逼迫感がとても伝わってきて、どきどきしながら読みました。
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ミステリ史上に輝く古典名作です。 世界でもっとも有名な探偵、シャーロック・ホームズのデビュー作で、オーギュスト・デュパンから始まる探偵小説という分野を一躍有名・人気ジャンルにした作品でもあります。 初めてであった相手の職業を一目見ただけであてることのできる優れた観察眼と推理力、...
ミステリ史上に輝く古典名作です。 世界でもっとも有名な探偵、シャーロック・ホームズのデビュー作で、オーギュスト・デュパンから始まる探偵小説という分野を一躍有名・人気ジャンルにした作品でもあります。 初めてであった相手の職業を一目見ただけであてることのできる優れた観察眼と推理力、音楽やスポーツ・医学などの様々な分野にまたがる深い知識、警察をはるかにしのぐ事件への洞察に、助手(相棒)のワトスンとの軽快な駆け引き。 1887年に発表されてから130年以上が経過していますが、「シャーロキアン」と呼ばれる熱烈なファンがいるその人気ぶりにも納得です。 「初の探偵小説」であったポーの「モルグ街の殺人」にくらべて、「初の長編探偵小説」である「緋色の習作(緋色の研究)」は、犯人の動機もしっかりと描かれていますし、事件解決にあたってのホームズが辿った思考回路も順を追って描写され、読者が納得できる形で結末を迎えています。 河出書房新社の新訳版でしたが、訳文は読みやすく、巻末の注釈も充実していて、作品全体の理解がしやすい印象でした。 しっかりと腰をすえてホームズの作品を読んだのは初めてでしたが、その魅力に触れ、他のシリーズ作品も手に取りたくなりました。 少し調べてみたところ、次に読むべき作品は、順番としては「四つの署名」になるようです。時間を作って読んでみたいと思います。
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名探偵コナンや憂国のモリアーティなどは読んだことあるが、肝心の元になっているシャーロックホームズ作品を読んだことがないと思い図書館で借りた。 さすが100年以上愛されている作品だけあって面白い。ホームズは映画でしか見たことがなかったため、登場人物の印象がだいぶ異なったがそれでも夢...
名探偵コナンや憂国のモリアーティなどは読んだことあるが、肝心の元になっているシャーロックホームズ作品を読んだことがないと思い図書館で借りた。 さすが100年以上愛されている作品だけあって面白い。ホームズは映画でしか見たことがなかったため、登場人物の印象がだいぶ異なったがそれでも夢中になって読めた。ラノベのような設定なのにスラスラ読めるのは、話があくまでも現実離れしていないからだと思う。ラノベほどファンタジーでなく、ギリギリ現実を感じさせるカッコよさが憎い。文句なしの満点。
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訳者の人たちのあれやこれやの話が面白いと思った。ある意味、シャーロック・ホームズを神とした宗教みたいなものがあってそれを中心に色々な活動が起こるという感じなのかな。
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シリーズ物に飢えていたので図書館で借りる。ルパンのシリーズは子供の頃に読んだがホームズはそういえば読んでなかったなと。 最近のドラマ化されたホームズ物で重なる所があり、原作はこういう人物だったんだと面白い。 内容も面白かった。習作の意味を知る。
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小学生の時に図書館で山中峯太郎訳ポプラ社版で読んだきりだった。河出文庫フェアでフェア対象本だったので、せっかくだからちゃんと読んでみたいと手に取った。改めて読んでみての第一印象は「こんな悲恋物語だったのか」。意外とロマンチックだなと思ってたら、作者も自作でシャーロックに言わせてた...
小学生の時に図書館で山中峯太郎訳ポプラ社版で読んだきりだった。河出文庫フェアでフェア対象本だったので、せっかくだからちゃんと読んでみたいと手に取った。改めて読んでみての第一印象は「こんな悲恋物語だったのか」。意外とロマンチックだなと思ってたら、作者も自作でシャーロックに言わせてた(笑)。訳はテンポがよくて読みやすい。原作もこれだったら人気が出るのもわかる。英国全集のオリジナルイラストも嬉しい。せっかくなので河出文庫で続けて読んでみようと思っている。読みながら頭の中でカンバーバッチとマーティン・フリーマンの姿がチラチラ。BBCのドラマは見事に現代化しているとあらためて関心。題名の訳の変更は賛成。ただワトソンとスタンフォードが食事をしたレストラン(The Holborn) を”ホーバーン”としてたんだけど、これは新潮社の延原訳もそうなのか。一般にはホルボーン、もしくはホウバンだと思うけど。注については基準がよくわからない。(え、これに注釈つけるの?)(え、これに注釈つかないの?)と戸惑うことしきり。物語の舞台がロンドンだと”AtoZ"を片手に読むので、出てくる通り名が本当にあるのか架空なのか探して読書の中断時間が長くなることしばしば。Lauriston Gardensは検索したらエディンバラに同名の通りがあり、巻末の解説でドイルが実は本作執筆時ロンドンには明るくないことを知って、馴染みのあるエディンバラの地名を使ったんだと理解。
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