国内ミステリーマストリード100 の商品レビュー
“既成のブックガイドとの違い”を意識して、いくつかの「縛り」を設けて特色を出した国内ミステリのブックガイド。「縛り」とは… •「東西ミステリーベスト100」の50位以内は除外 •「このミス」「週刊文春」のベスト5以内は除外 •現時点(2014年)で入手可能な本から選ぶ 上記縛り...
“既成のブックガイドとの違い”を意識して、いくつかの「縛り」を設けて特色を出した国内ミステリのブックガイド。「縛り」とは… •「東西ミステリーベスト100」の50位以内は除外 •「このミス」「週刊文春」のベスト5以内は除外 •現時点(2014年)で入手可能な本から選ぶ 上記縛りを設けることで、他のオールタイムベストからはこぼれ落ちたり、代表作とは言えないけれども読み逃せない傑作を拾い上げている印象。 ちなみに現時点の私の既読は100作品中19作品。既読本のラインナップを見る限り、私自身★★★★以上をつけた作品が多く、セレクションは信頼できそう。選定された100作品は、あらすじ、鑑賞術、著者についてが丁寧に記載されており、読み終えた後の次の本選びの参考にもなる。 また、“入手可能な本から選ぶ”という縛りのため、過半数が90年代以降の作品となっているが、「第二部」で80年代以前の作家及び作品も紹介されていて隙がない。 「有名作品や代表作は一通り読んだけど、次何を読もうか?」といったミステリ愛好家にオススメのブックガイド。2024年現在、本書は新刊では入手不可なのは残念。
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これは最高です。といっても一気に読み切った訳ではなく、登録している本が示すように、ここで紹介されている本を、既にちょくちょく読んでます。ミステリベスト上位入選作を意図的に外していることもあって、知らない作家との出会いも楽しめる。もちろん、その全てが当たりってことはないけど。このマ...
これは最高です。といっても一気に読み切った訳ではなく、登録している本が示すように、ここで紹介されている本を、既にちょくちょく読んでます。ミステリベスト上位入選作を意図的に外していることもあって、知らない作家との出会いも楽しめる。もちろん、その全てが当たりってことはないけど。このマストリードシリーズは、他のも全て入手しているけど、紹介の仕方は本作が一番だと思う。粗筋紹介もいき過ぎてないし、その作品が気に入ったときの次の一手も的を射ている。最後に纏められた、本編で取り上げ切れなかった作品たちまで含めると、かなり膨大な作品数になるけど、何ならその大半を読み干したいと思えるような充実ぶり。一応一通り目を通しきったってことで、とりあえず登録はしたけど、今後も頻繁に手に取ること間違いなし。有難うございます。
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書評家、千街晶之が自信を持ってお薦めする国内ミステリーのガイドブック。他のガイドブックと一線を画す為に『東西ミステリーベスト100」の50位以内にランクインした作品、『このミステリーがすごい!』や『週刊文春ミステリーベスト10』で5位以内にランクインした作品を除外するという縛りを...
書評家、千街晶之が自信を持ってお薦めする国内ミステリーのガイドブック。他のガイドブックと一線を画す為に『東西ミステリーベスト100」の50位以内にランクインした作品、『このミステリーがすごい!』や『週刊文春ミステリーベスト10』で5位以内にランクインした作品を除外するという縛りを設けているので「マストリード」という冠はどうしても首を傾げたくなりますが、綾辻行人『迷路館の殺人』、有栖川有栖『孤島パズル』、柴田よしき『聖なる黒夜』、道尾秀介『ラットマン』など、比較的ポイントを押さえている印象を受けますし、解説も丁寧で特長が解り易いです。初心者よりも視野を広げたい人に役立つガイドブックだと思います。
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海外編と同様、同系列の作品がまとめて紹介されているなど、読書案内として良いつくりだと思います。 純粋な推理小説だけでもないし、比較的入手しやすい作品ばかりだし、購入予定が更に増えたというかね。(^^;
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100冊紹介されているうち、既読は22冊。 既に積んでる本が3冊でした。 そしてまた読みたい本が異常に増えました。 赤川次郎はもちろん知ってますが、ほとんど読んだ事は ないです。どっちかって言うと中高生が読むようなライトなミステリーのイメージもあって。 でもここで紹介されている...
100冊紹介されているうち、既読は22冊。 既に積んでる本が3冊でした。 そしてまた読みたい本が異常に増えました。 赤川次郎はもちろん知ってますが、ほとんど読んだ事は ないです。どっちかって言うと中高生が読むようなライトなミステリーのイメージもあって。 でもここで紹介されている「マリオネットの罠」は、かなりダークな作品らしく、読んでみたいです。 西村京太郎も、トラベルミステリーのイメージしかありませんでしたが、「殺しの双曲線」めちゃくちゃ読みたいです。 とにかく千街さんの解説・紹介が熱い!! 分かりやすいし、本当に面白そうなのでどれもこれも読みたくなります~。 海外物はほとんど読まないのに、杉江恋松さんの海外編 も欲しくなりました。
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古今東西あまた存在するミステリー。読み継がれる古典や毎年発表されるベストテン、映画やドラマ化、漫画化されたベストセラーに名だたる受賞作品など、いったい何から読めばいいの?迷える読者に自信をもってお薦めする、国内ミステリーの必読100作品。買ってお得、読んで納得の新ブックガイド登場!
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ブクログでの情報により、海外、国内合わせて購入。 これは面白そうだ!ただただ残念なのは一人で楽しむ本ではないなぁ~これを挟んで趣を同じくする同士と語り合えたら楽しいだろうな~
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