1,800円以上の注文で送料無料

荒野の古本屋 の商品レビュー

3.8

17件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/01/15

spotifyのラジオ番組「ホントの小泉さん」で紹介された本。 本好きオタクが、ほぼニートから老舗古書店に勤め、独立する事を描いた自伝。 古書店に行きたくなった。

Posted byブクログ

2020/03/01

2020.2月。 信念がないとできないね。自分で切り開いてできたもの。森岡書店さん行ってみたい。この本を読んで素敵なのはもうわかってるから。運命か。

Posted byブクログ

2019/12/31

「坑夫とデニム」でかつて坑夫たちが履いていた作業服が、ファッションとして残り、いまは古本屋が履いていることがなにか不思議なつながりに感じた。 古本屋は坑夫とよく似ているのかもしれない。 都会の荒野の坑夫の日々の日常話。

Posted byブクログ

2019/01/23

一誠堂書店に就職後、森岡書店を開業。内容は至極エッセイ風。 今は茅場町は閉店して、銀座に店を構えているようだ。

Posted byブクログ

2018/12/05

・「わからないことはわからないと謙虚に言える姿勢が、より大切。古今東西の本のうち、我々が把握できるものは1%もない。」 ・古本屋で本を覚える仕組みが、3系統存在していた。「落丁調べ」「お客さんからの問合せ」「原稿とり」 ・書店が街の文化を形成する有力な担い手。

Posted byブクログ

2018/09/30

タイトルに惹かれて購入した一冊。著者のエッセイ集だが、どれも本に纏わる話なので、なかなか面白いです。特に、おとこと女の写真集を盗まれる話は、著者の必死さが伝わってきて、引き込まれました。

Posted byブクログ

2018/07/04

著者がどう生きてきて、いかにして古本屋を開くにいたったか、エッセイのようでいて物語のような独特な文章が、なぜかとても心地良かった。 本を軸にした放蕩生活から、大手書店への就職。神保町やそこで働く人たちとのゆるい交流、古い町や建物のひっそりとした息づかい。独立に向けての準備と、その...

著者がどう生きてきて、いかにして古本屋を開くにいたったか、エッセイのようでいて物語のような独特な文章が、なぜかとても心地良かった。 本を軸にした放蕩生活から、大手書店への就職。神保町やそこで働く人たちとのゆるい交流、古い町や建物のひっそりとした息づかい。独立に向けての準備と、その後の自転車操業からの書店の存在についての新たな視点の獲得。 うーん、、、ちょっともっかい読みたいかも。

Posted byブクログ

2017/08/22

シリーズ名の「就職しないで生きるには21」を念頭に置いて読むと 肩透かしを食う。だって、このシリーズ名を意識すると、古本屋に なる為の指南書と受け取られてしまいそうだ。 自叙伝というにはまだ早そうだし、エッセイとして読めばいいのかな。 古い建物と、散歩と、古本が好き。...

シリーズ名の「就職しないで生きるには21」を念頭に置いて読むと 肩透かしを食う。だって、このシリーズ名を意識すると、古本屋に なる為の指南書と受け取られてしまいそうだ。 自叙伝というにはまだ早そうだし、エッセイとして読めばいいのかな。 古い建物と、散歩と、古本が好き。必要最低限の生活費のみで あとは趣味に生きたい。 そんな暮らしを実践していた著者が、神保町の古書店街の老舗・ 一誠堂書店に就職し、8年後に独立する。 その独立の地が東京都中央区茅場町なのである。証言会社や 大手企業の本社ばかりが立地する街だ。 昭和レトロの面影を残すビルの一室にあった古道具店が店じまい する。その古道具屋を訪れ、「ここで古本屋をやりたいっ!」と 閃いてしまった著者。 しかし、そこは茅場町である。一時、私も茅場町にある会社に通勤 していたので分かるのだが、土曜・日曜なんて本当に人がいない街 なんだな。正に都会の荒野。 来ないのよ、お客さんが。そりゃそうだと思うんだ。路地裏散歩が好きな 人でも、茅場町に古本屋があるなんて思わないもの。私もこの「森岡 書店」については人づてに聞いて初めて知ったのだもの。 試行錯誤と人との交流を糧として、森岡書店はギャラリーを併設した 古本屋として成長していく。 ひとつのビジネス・モデルとして捉えればいいのかな。近年は古本 を扱うだけではなく、ワークショップや朗読会を開催している古本屋 さんが増えた。森岡書店もそのひとつなのだろうね。 だが、残念ながら茅場町の店舗は2015年8月で閉店。現在は営業形態 を変えて銀座1丁目で営業している。 茅場町の店舗は著者がなけなしの資金を投入して開店にまでこぎつけ ているのだが、銀座の店舗はスープストック・トーキョーを擁するスマイルズ が出資ているんだよね。 やはり今時、個人資本で古本屋を続けるにはいささか難しいのかな。

Posted byブクログ

2017/06/28

≪就職しないで生きるには21≫シリーズの一冊。 味わい深い文章を書く人だなぁと思った。 時代を感じる古い建物を愛し、読書と散歩を愛する著者のこだわり、センスにも惹かれた。 神田古書店「一誠堂」勤務時代の様子、その後茅場町という地で古書店を独立開業するまでの苦労や挑戦、開業してから...

≪就職しないで生きるには21≫シリーズの一冊。 味わい深い文章を書く人だなぁと思った。 時代を感じる古い建物を愛し、読書と散歩を愛する著者のこだわり、センスにも惹かれた。 神田古書店「一誠堂」勤務時代の様子、その後茅場町という地で古書店を独立開業するまでの苦労や挑戦、開業してからの奮闘。。。それは並大抵の大変さではないだろうけれど、こんな生き方ができたら本望だろうなぁ。 いい本に出合えてうれしい。

Posted byブクログ

2016/08/07

先日、ビエンナーレのイベントで話を聴いてきたぶっ飛んだ森岡さんが、あの銀座の森岡書店の森岡さんと知り、かつ、本を出してると聞いて読んでみた。あの不思議感に潜む感覚は好きから始まる膨大な本に対する知識があることに自分の自信を逆に失ってしまった。。。

Posted byブクログ