ジンリキシャングリラ の商品レビュー
素直になれない、いや勇気がないだけ?そう…傷つきたくない、一歩踏み出した瞬間に、終わりがやって来るかも?そんなのやってみいなくちゃわからない。自分が変わらないとダメ?いや、変えないとダメ。立ち止まることも時にはいい。知らないことはすぐ隣にある。 誰かがそっと背中を押してあげれば...
素直になれない、いや勇気がないだけ?そう…傷つきたくない、一歩踏み出した瞬間に、終わりがやって来るかも?そんなのやってみいなくちゃわからない。自分が変わらないとダメ?いや、変えないとダメ。立ち止まることも時にはいい。知らないことはすぐ隣にある。 誰かがそっと背中を押してあげれば、きっかけがあれば、難しく思うことにも容易く入っていけそう。自分のことだけじゃなくて、 誰かのために…繋がっていくのは、自分の後ろ姿が見えるとき。一歩踏み出すその姿が見えたとき。
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男子高校生の目線から、淡い片思いのせつなさを追体験させられる。 直接相手にぶつかるのではなく、少しずつ相手と関わりの持てる活動に参加しながら、距離を縮めていく感じがとても良かった。
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野球部から追放された高1の雄大が人力車部に入部する青春小説。いつもながら登場人物のキャラが生き生きとしていてユーモアも秀逸、実に爽やかでした。地方都市の町おこしもからんでいるので読み応えがありました。
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ちょっと『出来過ぎ』のような気もするけど、 さわやかで、やさしくて、温かくなる話です! ぜひ、みなさんも読んでみてください!
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高校の人力車部。青春だな~それぞれのキャラが濃いな。 2014.5.9
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もっと人力車部の活動を書いてほしかったけど、青春物としては充分面白かった。 ただ、なんちゃら王国の王子のセリフが読みづらい。
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+++ 「だったらさ。人力車部、入ってくんない?」by鷭高2年・珠井由紀 “北陸の小江戸"と呼ばれる猫跨市で、市役所に勤める父と2人で暮らす高校一年の雄大は、イケメンなのに女子が苦手でぶきっちょで、おまけに喧嘩っ早い。入学早々に先輩と喧嘩して野球部から退部勧告を受けた直...
+++ 「だったらさ。人力車部、入ってくんない?」by鷭高2年・珠井由紀 “北陸の小江戸"と呼ばれる猫跨市で、市役所に勤める父と2人で暮らす高校一年の雄大は、イケメンなのに女子が苦手でぶきっちょで、おまけに喧嘩っ早い。入学早々に先輩と喧嘩して野球部から退部勧告を受けた直後、一つ上の可愛い先輩・珠井由紀から誘われるままに人力車部へ入部することになった。 そこには、ヨーダと呼ばれる顧問の先生、人気者ではあるがまるでモテない部長の倉掛、唯一の女性車夫で誰よりも男前な先輩・阿武、サボることにかけては誰にも負けない同級生の峰などなど、個性溢れる(?)面々がいて……。 「ずっと彼らと一緒にいたい」と思わずにいられない、愉快で、切なくて、甘ずっぱい物語である。“山本幸久の真骨頂"ともいうべき、読後感さわやかで、心あたたまる青春&家族小説。 +++ まさに山本幸久である。爽やかな汗、ほろ苦くきゅんとする恋心、熱い仲間たち。そこに、父と息子の葛藤、亡き母への思慕、将来の夢、などのスパイスがふりかけられれば、それはもうのめりこむしかないのである。みんなの夢も、恋心もかなうといいなぁ、と思わされる一冊である。
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北陸の小江戸の高校の、人力車部を舞台に、 よぃ意味で曲者揃ぃの、キャラクター達と、 それぞれの人物像を活かしたエピソードが、 程よく治められていましたが…、 何となく、何か物足りなさも感じたかな~。 例えば、2014年の本屋大賞で3位だった、 辻村深月さんの『島はぼくらと』で...
北陸の小江戸の高校の、人力車部を舞台に、 よぃ意味で曲者揃ぃの、キャラクター達と、 それぞれの人物像を活かしたエピソードが、 程よく治められていましたが…、 何となく、何か物足りなさも感じたかな~。 例えば、2014年の本屋大賞で3位だった、 辻村深月さんの『島はぼくらと』では…、 物語のシチュエーションは異なりますが、 離島の4人の高校生の青春から巣立ちが、 とても素直に、時にぎこちなく描かれ…、 読了後は清々しぃ気持ちになりましたが…、 本作品では、そこまでは、なかったかな~。 (その理由が、うまく表現できませんが…) でも…、決して、悪くはなかったので…、 評価は、ちびっと甘めで…。
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山本幸久を読むのは久しぶり。人と人の繋がりや温もりを感じる作品。人力車部というのは初めて聞いた。文化部のような見方によっては運動部のような。人力車部を通して成長していく主人公を見て、やっぱり部活っていいなとおもった。登場人物のキャラクターの濃さがハンパない。
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