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ほらあなのたんけん の商品レビュー

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2017/02/21

(2017.02.20読了)(2017.02.20借入)(1978.07.31・第四刷) 副題「ラスコーのどうくつ発見ものがたり」 1月に上京した際に東京の国立科学博物館で開催中のラスコー展を見てきました。。 ―――――――――――――――――――――― 世界遺産 ラスコー展 ~...

(2017.02.20読了)(2017.02.20借入)(1978.07.31・第四刷) 副題「ラスコーのどうくつ発見ものがたり」 1月に上京した際に東京の国立科学博物館で開催中のラスコー展を見てきました。。 ―――――――――――――――――――――― 世界遺産 ラスコー展 ~クロマニョン人が残した洞窟壁画~ 主催:毎日新聞社 会場:国立科学博物館 開催期間:11月1日~2017年2月19日 本展では、謎に包まれたラスコー洞窟の全貌を紹介するとともに、1ミリ以下の精度で再現した実物大の洞窟壁画展示によって、普段研究者ですら入ることができない洞窟内部の世界を体験することができます。クロマニョン人が残した芸術的な彫刻や多彩な道具にも焦点をあてます。 ――――――――――――――――――――――― 展覧会を見たついでに少し本を読んでおこうと思って、図書館の蔵書検索で「ラスコー」で検索してヒットした本が、「ラスコーの洞窟」小峰書店刊、とこの本でした。「ラスコーの洞窟」は図書館で探して見つかったので、借りて読んだのですがこの本は見つかりませんでした。 本棚のこの本が置いてあるはずのあたりを背表紙に「ラスコー」の文字があるものを必死で探したのですが、ありませんでした。その日はあきらめて、帰りました。 自宅のパソコンでもう一度検索したら、副題に「ラスコー」がついているけど、本のメインタイトルは、「ほらあなのたんけん」だったので、再度図書館で、探したら見つかりました。 副題は、背表紙に書いてあるとは限らないのですね。 絵本なので、子どもに興味を持ってもらうには、「ラスコー洞窟」よりは「ほらあなのたんけん」方が、手に取ってもらいやすいと編集者は考えたんでしょうね。 著者は、子供向けの考古学、古生物学の本を多数手がけている方なので、この本も2万年前の人類の生活の様子をわかりやすく表現していると思います。 ラスコー洞窟に描かれている鳥人間については、鳥のお面をつけたまじないし、という説明をしています。 また、「ラスコーの洞窟」小峰書店刊、では犬が穴に落ちたのを探すために偶然子どもたちが壁画を発見したと書いていますが、たかしよいちさんは、その説明は間違いとあとがきで述べています。 この本では、お城に通じる洞穴があるというので四人の子どもたちが洞穴を探して見つけたという話になっています。 ☆関連図書(既読) 「ラスコーの洞窟」エミリー・アーノルド・マッカリー絵文・青山南訳、小峰書店、2014.03.24 「沈黙の世界史13 甦る暗黒大陸」寺田和夫・木村重信著、新潮社、1970.04.25 「カラハリ砂漠」木村重信著、講談社文庫、1973.04.15 「タッシリ・ナジェール」森本哲郎著、平凡社新書、1976.01.08 「シャニダール洞窟の謎」ソレッキ著、蒼樹書房、1977.01.20 (2017年2月21日・記)

Posted byブクログ