切手帖とピンセット の商品レビュー
図書館のリサイクル本にて入手。切手を通じて世界旅行に出かけた気分になれる。可愛いけど少し怖いレトロな絵柄たち。ジュンク堂で、こういうデザインコレクションのような本を立ち読みして現実逃避していた頃を思い出した。
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切手収集家向けマニアックな本ではなく、また、「かわいい切手」と図柄にだけ焦点を当てた本でもなく、著者こだわりの視点で世界各国の主として1960年代に発行された切手をいろいろな切り口で紹介しているところがとてもよく、読み物として各回の著名人が寄せているコラム(といっても文章量は膨大...
切手収集家向けマニアックな本ではなく、また、「かわいい切手」と図柄にだけ焦点を当てた本でもなく、著者こだわりの視点で世界各国の主として1960年代に発行された切手をいろいろな切り口で紹介しているところがとてもよく、読み物として各回の著名人が寄せているコラム(といっても文章量は膨大ではない)は、へぇ、ほぉの連続で、ふむふみとかなり楽しめます。 今回、私が入手したのは、2014年2月に出された増補新版。増補が、このコラムなのかな。 切手って、発行国を知るためのとても大切な素材だと、確信しました。百聞は一見にしかず、とは言うけれど、自分がその現場に行かなくても、こういう小さな小さな素材から、何かを読み取ること、読み取ろうとする心もちもとても大切なことだと思うのです。そして、また、切手は芸術の一つ。これだけ小さな平面スペースで、緻密に、正確に描くだけでなく、何かをアピールするために描かれている切手も多く、やっぱり、切手はすごい!って思います。
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大好評の初版に、さらに「ふかふかパンと黄金の麦畑」「東方的豊穣。鍋と蒸籠と丼と」「凹版切手のアフリカ、ハレー彗星など」「そしてふたたび、「子どもたちのために」」の4テーマを増補。切手が一番輝いていた1960年代のものを中心に、東欧のかわいい切手、北欧の精緻で美しい切手、旧共産圏の...
大好評の初版に、さらに「ふかふかパンと黄金の麦畑」「東方的豊穣。鍋と蒸籠と丼と」「凹版切手のアフリカ、ハレー彗星など」「そしてふたたび、「子どもたちのために」」の4テーマを増補。切手が一番輝いていた1960年代のものを中心に、東欧のかわいい切手、北欧の精緻で美しい切手、旧共産圏のプロパガンダ切手など、1243枚におよぶグラフィック切手を収録した決定版!島崎信、荒俣宏、加藤薫、後小路雅弘、武田雅哉、柏木博、岡谷公二、伴田良輔によるコラムも充実。造本=祖父江慎
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