1,800円以上の注文で送料無料

まだまだあった!知らずに食べている体を壊す食品 の商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本から学んだこと ・日本では農薬散布回数が非常に多い。 →日本の見た目を気にする点も関係している? ・霜降り和牛の正体はメタボでビタミン欠乏症寸前の不健康な和牛。 ・和牛や国産牛はトレーサビリティ法により出生から加工までを追跡できるため安心できる。。 ・牛乳の加工方法、以前は低温殺菌を用いていたが、手間がかかり効率が悪いため、超高温瞬間殺菌法を用いている。短時間で効率は良いが一つ難点が。 120~130℃で2秒の高温殺菌するのだがこのときにたんぱく質が変性してしまい独特な匂いがついてしまう。 ・牛の肥料であるトウモロコシや大豆かすの多くが遺伝子組み換え作物を使用しているという事実も。 ・卵の殻の色や黄身の色の濃さは栄養価と関係ない。 ・私たちは知らない間に遺伝子組み換え食品を食べている。 ・野菜作りに必要なのは土づくり ・お米の白さと農薬の使用はセット 食品に安さを求める限り食品添加物から逃れることはできない。何を選ぶかは消費者次第で選択するに足りる十分な情報がきちんと与えられること、その上で自ら選択することが大事。

Posted byブクログ

2021/02/06

食べ物は見た目重視こそ危険 調味料(アミノ酸等)→食品添加物の表示省略・日本はルールが甘い 農薬の回数 ふじ37回→農薬の成分を1とカウント 4種を1度まけば4とカウント 高温多湿の日本  ぶどう→温暖で乾燥 りんご→冷涼で乾燥 農薬ができるまでは日本で不可 日本では予防防除...

食べ物は見た目重視こそ危険 調味料(アミノ酸等)→食品添加物の表示省略・日本はルールが甘い 農薬の回数 ふじ37回→農薬の成分を1とカウント 4種を1度まけば4とカウント 高温多湿の日本  ぶどう→温暖で乾燥 りんご→冷涼で乾燥 農薬ができるまでは日本で不可 日本では予防防除が基本 見た目重視 米 戦前は生産量小 化学肥料→イモチ病=窒素分が多すぎるため 和牛(日本在来の牛の交配・改良) 国産牛(国内で飼育・ホルスタイン等) 黒毛和牛 本来の牧草ではなく穀物で太らす・ビタミンの影響で黄色っぽい肉→飼育後期にワラを与え黄色い脂肪が白に 原発事故後のセシウム残留和牛事件 アメリカ産牛 成長を早めるホルモン剤の使用 アメリカの肥育期間14~22か月 BSE後に輸入解禁 今まで20か月以下であったものを30か月以下に緩和☆スポンサーの関係で報道しないのか? 日本 すべての牛の履歴管理 牛肉トレーサビリティ法☆同じ手法を履歴管理に応用できないか?ごみ処理…車は既にやっているか?パソコン? 牛乳 超高温瞬間殺菌 タンパク質の変化・焦げのにおい・独特のにおい→コクと誤解する人多数☆メーカーの戦略か? 低温殺菌牛乳 高コスト・味が薄いという人多数 牧草ではなく穀物で育てる 4,000リットルが8,000リットルの乳量 牛に負担 健康な牛乳 山地酪農 脂肪が浮いてくるノンホモ牛乳 市場の卵の黄身 穀物トウモロコシのカテロンの色 米の飼料であれば黄身は薄い黄色 窓なし鶏舎 一羽当たりB5サイズノート・ヒナのときにくちばしの先をカット・一生外に出ないで死ぬ鶏 昔ながらの平飼い養鶏→10個で500円 EU、アメリカではケージの利用を禁止☆日本でも禁止になるか?卵も輸入になるか?養鶏農家の政治力は? 遺伝子組み換え作物8種類(トウモロコシ、大豆、ナタネ、アルアルファ(牧草の草・これを食べた家畜を日本は多いのか?記述は不明点多い)、テンサイ、じゃがいも、パパイア) シイタケ 原木栽培と菌床栽培(きんしょうさいばい)→広葉樹のおがくずに栄養剤を添付し植菌 スーパーで売られているキノコ類は枯れた木を食べ物にする木材腐朽菌 マツタケは生きている木と共生する菌根菌なので栽培不可能 原木シイタケを食べればシイタケ嫌いが解消 有機農作物の意味 登録認定機関に有機圃場認定された畑で生産された農産物にマークを添付できる 認定のために3年間決められた農薬、資材 トラクターの管理 畑自体の認定→野菜の種類によって農薬を使いたい場合でも利用不可 自然栽培、自然農法→法的拘束力なし→言ったもの勝ち 有機質飼料(鶏糞)の大量使用→害虫の増加 堆肥の成分分析、土壌分析をしない未熟な農家 結局は人の技術による お茶のうまみはアミノ酸→アミノ酸のもとは窒素→大量の窒素を利用 ペットボトル入り茶 ほんのちょっとの玉露 酸化防止剤(アスコルビン酸)→ビタミンCと表示される お米の特別栽培農産物 山形県 つや姫 日本人の米の消費量2011年57.8キロ 1日1合以下☆食べ物を捨てているイメージがあるので意図的な数字ではないか? 米農家の収支 2009年あきたこまち仮渡金1俵(60キロ)12,300円 収穫量は1アール当たり1俵 平均農家70アール 861,000円の売り上げ 農機具の経費1俵当たり10,000円 161,000円が利益 リンゴ 日に当たるように葉摘み わざわざ葉取らずりんごという商品もある 種なしぶどう デラウェア 植物ホルモン・ジベレリンを使って収穫時期を早める 食品の一括表示が2015年までに変更 食品への放射線照射 北海道士幌町農協のジャガイモ 発芽防止 照射臭☆放射線でニオイ・加熱で香りがとばないように使用しているのではないか? スパイスへの殺菌利用 三之助豆腐→1丁300円 東京界隈の成城石井 消費者の嗜好が日本の食べ物の方向性を決める スナック、ハンバーガー 買い支えるという意識

Posted byブクログ

2015/06/10

単位面積あたりの農薬使用量が世界一の日本。最高霜降り和牛はメタボかつビタミン欠乏症寸前の不健康牛。人工照明のもとで、ただひたすら餌を食べて卵を産むだけの鶏。日々、大量の遺伝子組み換え食品を食べている日本人。見た目や先入観にとらわれすぎて、安全で美味しい作物を、いつの間にか食卓から...

単位面積あたりの農薬使用量が世界一の日本。最高霜降り和牛はメタボかつビタミン欠乏症寸前の不健康牛。人工照明のもとで、ただひたすら餌を食べて卵を産むだけの鶏。日々、大量の遺伝子組み換え食品を食べている日本人。見た目や先入観にとらわれすぎて、安全で美味しい作物を、いつの間にか食卓から追いやっている。飽食の我々消費者に激しく警鐘を鳴らす。消費者一人ひとりの節度ある行動こそが美味しい農作物を救い人を救うのである。

Posted byブクログ

2014/03/04

見た目をよくするために「盛っている」のは、人工着色料で「厚化粧」している「ケバイ」ドーナツだけではなかった。著者曰く、白くてツヤツヤした米には、EUで禁止されている農薬が使われているものもある。つやがあると健康に良さそうで新鮮でおいしそうなんて思ってつい手に取って体の中に入れてし...

見た目をよくするために「盛っている」のは、人工着色料で「厚化粧」している「ケバイ」ドーナツだけではなかった。著者曰く、白くてツヤツヤした米には、EUで禁止されている農薬が使われているものもある。つやがあると健康に良さそうで新鮮でおいしそうなんて思ってつい手に取って体の中に入れてしまう。  さらに、キラキラしているトマトには注意した方がよいと指摘している。変わった名前をキラキラネームと言って話題になっているが、キラキラトマトには気づかなかった。トマトに限らず、ぴかぴか光って形の整っている野菜はどこか不自然だ。自然で作られたものなら、形が曲がったり、色にばらつきがあってもおかしくないのにスーパーに行くとどれも同じ見た目だ。  食品添加物の表示に関する日本のルールは、「霞が関文学」や「東大話法」同様あいまいでわかりにくい所がある。あえてそうしているのかわからないが、はっきりさせると都合の悪い人がいるのかしらとふと思う。  遺伝子組み換えに関しては、気づかない間に日本に入り込んでいるのでなかなか非遺伝子組み換えのものを手にするのが難しいとある。日本が輸入している食物の原料の多くはアメリカから輸入している。アメリカと言えば、モンサントという遺伝子組み換えで有名な巨大企業がある。腹黒いキツネやタヌキに献金して自分たちに有利な法案を作ってもらったり、自分たちに都合の悪いことをしている人たちに対していろいろな手段で圧力をかけるなど「モンチャン」はやりたい放題。  以前、「モンサントの不自然な食べもの」という映画を見たことがある。「モンチャン」の力のすごさをまざまざと見せつけられた。この映画は、少なくとも地上波で放送されることはないだろうなあ。興味のある方はDVDも出ているので一度ご覧になって下さい。 モンサントの不自然な食べもの http://www.uplink.co.jp/monsanto/

Posted byブクログ