キャバ嬢の社会学 の商品レビュー
こんなもんだろうと思う。ふつうのライターの仕事。もっと具体的な話、おもしろい話はたくさん出版されているし、ネットでも読める。 もとになった論文を想像しながら読んだが、卒論なら部分的に提出してもものすごく優秀だが、修論としては論文ではない、みたいな評価をされたろう。
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ガリ勉京大院生、キャバクラに潜入す__ 一流大学に通う筆者は、女らしさを売りにするキャバ嬢たちを〝そうするしかない人たち〟と哀れみ、自分とは違うと決めつけていた。しかし、ある時知人に「彼女たちもあなたも変わらない。違うと思っているなら、それはキャバ嬢を差別しているだけだ」と指摘さ...
ガリ勉京大院生、キャバクラに潜入す__ 一流大学に通う筆者は、女らしさを売りにするキャバ嬢たちを〝そうするしかない人たち〟と哀れみ、自分とは違うと決めつけていた。しかし、ある時知人に「彼女たちもあなたも変わらない。違うと思っているなら、それはキャバ嬢を差別しているだけだ」と指摘され、愕然とする。真相を確かめるべく潜入したキャバクラは、想像以上の〝魔窟〟だった。女の矜持を刺激するランキング、〝全て自己責任〟のセクハラ対策、〝素人性を売りにするお水〟という矛盾。予想通りのくだらなさを感じつつ筆者は、徐々に夜の世界に〝ハマる〟想定外の自分に気づく……。キャバクラとは、病みとは、女とはなにか。八六年生まれの俊英が送る、〝武器としての社会学〟!
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