発達障がいに困っている人びと の商品レビュー

鈴木直光【著】

2014/05/24

発達障がいという言葉は、近年で周知されるようになったものの、それによって偏見や差別が大きくなっているように見受けられる。子どもたちの間でも、変わった生徒さんについては、「ガイジ」と呼んで話をしている時もある。

周知されただけでは、レッテルを押し付け合うだけである。これからは、自他ともに積極的に対策と改善を行っていくように向かって行くべきである。この本は、最近の発達障がいの定義、患者さんの様子やケース、そして療育方法についてわかりやすく書かれたもので、改めて勉強になった。

2014/05/13

理解なくして対応なし。どんなに学級がうまく回っているように見えても，一人でも苦しんでいる子がいたら決していい教育とは言えないのだ，と改めて感じた。なぜ怒鳴ることがいけないのか，なぜその指示が伝わらないのか，なぜ発達障がいの子は理解しかねる行動にでるのか，それらを知っているからこそ適切な対応がとれる。もっともっと学んでいかなければならない。