ルネサンス経験の条件 の商品レビュー
もともと美術というものが、わかるようなわからないような…なので、わかったとはとても言えないが面白かった。著者が実作者ということもあり、絵を描く人はこんなことを考えているのか、ということが興味深かった。再読しないとちゃんと理解できないことがまだまだたくさんありそう。
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マティス、遠近法、ルネサンス期の建築など既存の見方に揺さぶりをかける。ダンテの神曲、射影幾何学など道具立ても豊富。最後はフェルメールの信仰のアレゴリーをめぐって、主張を補強する。題名である「ルネサンス 経験の条件」が何度も変奏を繰り返しながら、論が進む。と思ったら、様々なところで...
マティス、遠近法、ルネサンス期の建築など既存の見方に揺さぶりをかける。ダンテの神曲、射影幾何学など道具立ても豊富。最後はフェルメールの信仰のアレゴリーをめぐって、主張を補強する。題名である「ルネサンス 経験の条件」が何度も変奏を繰り返しながら、論が進む。と思ったら、様々なところで発表したものの書き直し、編集したのが本書だった。
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【10年の時を越えて甦る至高の芸術論】芸術の可能性と使命とは何か? ブルネレスキ、マサッチオなどルネサンスの天才の仕事を分析しながら、その問いに答えた奇跡的著作。
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