死別を体験した子どもによりそう の商品レビュー
グリーフとは何か。 グリーフサポートに求められていることは何か。 当事者の立場から、専門家の立場から、紹介されています。 日常の場面で、あるいは非日常の場面で、死別を経験した子どもたちとどのように接したらいいのかを知ることのできる一冊です。
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最近は核家族化が進んでいるので子供のうちに死別体験って少ないのかな・・・ 大人になって初めて身内の死を体験する人も多いよね 「死」「自死」などはやはり話題にするのも避けられるしどのような心の動きがあって どうケアをしていいか そのシュチュエーションや人によっても様々なパターンが...
最近は核家族化が進んでいるので子供のうちに死別体験って少ないのかな・・・ 大人になって初めて身内の死を体験する人も多いよね 「死」「自死」などはやはり話題にするのも避けられるしどのような心の動きがあって どうケアをしていいか そのシュチュエーションや人によっても様々なパターンがあるし「グリーフケア」って難しいと思う でも「そっと静かに寄り添う」「共感する」「あのね」心の声に耳を傾ける 自分から心のうちを話せるのってなかなかないよね 悲しみが深ければより声すらあげられなくなると思う ただ黙ってそばにいる 寄り添う心があればいいのかな
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内容はタイトルのとおり、死別を経験した子どもへの対応を説明したもの。 冒頭で「サイレントグリーフ」という言葉が出てくる。グリーフ(grief)は、(死別などによる)深い悲しみ・嘆き・苦悩。身近な大切な人を自殺で亡くした子どもは、周りの大人に「親が自殺したと言ってはいけない」と教...
内容はタイトルのとおり、死別を経験した子どもへの対応を説明したもの。 冒頭で「サイレントグリーフ」という言葉が出てくる。グリーフ(grief)は、(死別などによる)深い悲しみ・嘆き・苦悩。身近な大切な人を自殺で亡くした子どもは、周りの大人に「親が自殺したと言ってはいけない」と教えられる。沈黙を強いられる。悲しい気持ちを表現することができず、抑圧せざるを得ない状況は、大きな心の負担になるらしい。 大人とは違う、子どもの「死」の捉え方もわかりやすく説明されている。大人だと当たり前に理解している死の概念(死の不可逆性・不可避性・普遍性)は、小学校高学年以降に身につけるものだという。 東日本大震災での事例も触れられており、少し優しくなれそうな一冊。
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烏兎の庭 第四部 書評 11.3.13 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto04/diary/d1311.html#1103 『大切な人を亡くした子どもたちを支える35の方法』(ダギーセンター、梨の木舎、2005)の日本版ともいえる。こう...
烏兎の庭 第四部 書評 11.3.13 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto04/diary/d1311.html#1103 『大切な人を亡くした子どもたちを支える35の方法』(ダギーセンター、梨の木舎、2005)の日本版ともいえる。こうした問題への社会的な需要に対してはアメリカのほうが、組織も技術も進んでいるようにみえる。もちろん、それは問題がそれだけアメリカでは深刻になっているせいでもある。社会からの要請に対しどれだけ支援の制度やそれを担う専門家の育成が整っていいるか、単純な比較はできない。 http://booklog.jp/item/1/4816605061
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泣いた。ページをめくるごとに、泣いた。 人の喪失体験って、測り知れない。 どうやって、相手の気持ちになるのか。親を失った子供は、親の死をどう捉えるのか。 なんとなくわかった。 『自殺って言えなかった』も併せて拝読したい。
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