中国医学と日本漢方 の商品レビュー
中国医学は、身体的な修行を続けた先には理を超えた道があると言う経験論的哲学と地続きであり、哲学無しにはその魂がないものであるという事が分かった。 また、それを仕入れ、独自の経験から発展させた日本の2人の漢方医はまさにそれを実践し、規範に縛られず病人と病に向き合うことで自分の道に昇...
中国医学は、身体的な修行を続けた先には理を超えた道があると言う経験論的哲学と地続きであり、哲学無しにはその魂がないものであるという事が分かった。 また、それを仕入れ、独自の経験から発展させた日本の2人の漢方医はまさにそれを実践し、規範に縛られず病人と病に向き合うことで自分の道に昇華させたのだと感動した。 もちろん、理論を学ぶことは大切だが、それを超えて常に病人を見つめ理解しようとし、修行を重ねることが大事である。
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著者の意図は医は意なりという医学と哲学との表裏一体を言いたかったのでしょうが、日本の漢方医、吉益東堂、中神琴渓の臨床哲学を知ることは大いに勉強になった。また、陰陽五行が理論にのっとったものであることもよくわかった。 漢方の詳細はいらないかな。
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