BORDER の商品レビュー
10年ほど前に金城一紀によりコミック、小説、連続ドラマとメディアミックスで展開された作品。ネトフリでドラマを見て、小説も読んでみた。本書はドラマとは違う事件を扱っている。なおドラマは、金城本人が脚本を執筆している。 主人公の刑事石川安吾は、ある事件の捜査中に頭に銃弾を受け...
10年ほど前に金城一紀によりコミック、小説、連続ドラマとメディアミックスで展開された作品。ネトフリでドラマを見て、小説も読んでみた。本書はドラマとは違う事件を扱っている。なおドラマは、金城本人が脚本を執筆している。 主人公の刑事石川安吾は、ある事件の捜査中に頭に銃弾を受け、一度は仮死状態になるも一命をとりとめる。ただし、頭の中に銃弾を残したままである。それから彼は死者と交信する能力を得る。石川が遺体と向き合うと死者の意識が“起こされ”、生前の姿で事件を語るのだ。 タイトルの「BORDER」とは、この能力により石川が直面する生と死、死者から伝えられる真実とのギャップ、そして正義とは法とは何なのか等の「境界線」のことを表しているのだろう。 ドラマは最終回終了後のSP版まで見ることをおすすめする。
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近年読んだ警察小説の中でも一気に上位に躍り出るくらい面白かったー。思い切り特殊設定の警察ものではありますが
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頭撃たれて、一時、生死を彷徨う。 で、復活したら、死んだ人と会話できるようになった! イタコになったって事やな。 最初だけ、死体の近所に行かんと会話出来んって事なんで、一般人には意味ないかも知れんけど、刑事には最強の武器を手に入れたって感じ。 今まで、犯人を推理とかして探すやり...
頭撃たれて、一時、生死を彷徨う。 で、復活したら、死んだ人と会話できるようになった! イタコになったって事やな。 最初だけ、死体の近所に行かんと会話出来んって事なんで、一般人には意味ないかも知れんけど、刑事には最強の武器を手に入れたって感じ。 今まで、犯人を推理とかして探すやり方から、結果(犯人)から、どう正当性を導くかって形になって、やり方根底から覆りそう。 そら、検挙率も格段に上がるけど、近くに死んだ人おるのは怖い気もする。(−_−;) 一般人と変わらん感じであるにしても。 後半は、ミカちゃんも覚醒するのかと思ってたけど、違ったな。 しかし、この人、頭に鉛の弾丸入ったままだと、1年の命とかのはずやけど、その辺はどうなってんの? 「そこが知りた〜い!」(どっかのCMから 笑) Netflixに、ドラマもあった! エピソード1だけ観たけど、なかなか(^_^)v (小栗旬さん主演)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『SP』、『CRISIS』の金城一紀原案脚本のドラマ『BORDER』、あの衝撃作の小説オリジナルストーリー。 ドラマを見たのは結構前だが、死者との対話を「コネクト」と呼んだりと、ちょっと主人公・石川の能力者感が強調されてる感じがした。あと、比嘉の可愛さもね。この二人の背景(過去)も補完(ドラマで説明されてたっけ?忘れてしまった)。 「あなたを殺したのは、誰ですか?」というセリフも小説だからこそのインパクトと文字映え。 抜群に面白いダーク・サスペンスがここにある。
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『あなたを殺したのは誰ですか?』 捜査中、頭に銃弾を受け、生死の境を彷徨った警視庁捜査一課の刑事・石川 安吾。 奇跡的に覚醒した石川は、死者と対話が出来る特殊能力を身につけていた。 果たして、『鬼』とは誰なのか? 本当の真犯人とは? 天国で兄と会話する石川。 まだ、お前はこ...
『あなたを殺したのは誰ですか?』 捜査中、頭に銃弾を受け、生死の境を彷徨った警視庁捜査一課の刑事・石川 安吾。 奇跡的に覚醒した石川は、死者と対話が出来る特殊能力を身につけていた。 果たして、『鬼』とは誰なのか? 本当の真犯人とは? 天国で兄と会話する石川。 まだ、お前はこっちに来るべきじゃない。 まだ、やるべきことが残っている。 それはお前にしか出来ないことだ。 幼い頃亡くなった兄との会話。 ウルウルします。
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超久々の金城一紀。 厳密には原案だけみたいだけど。 文体とかストーリーが肌に合うのか、ひっかからずにサクサク読めてそれなりに満足感もあって。 ただ、目新しさは感じないかな。あぁ、そうくる?みたいのを求めるとちょっと足りないと感じるかも。
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小栗さん、青木さん、波瑠さん、遠藤さんのあのドラマ…凄く好きでした。小説はドラマには出てこなかった話したので、楽しみながら読めました。またドラマが見たくなりました^^
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2020/11/2 読了 ドラマは見ていないが、ラストシーンを大まかに聞いて興味をもち、小説版を読んでみた。 ちょっと期待しすぎたか… 全体的に中途半端に感じてしまった。
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殺害された霊とのコミュニケーションといっても、鬱々としたところがない。特に終盤では、幽霊との会話がシュールで和んだ。 美人で個性的なヒロイン、主人公に突っかかるライバル、アクションシーン、結末に向けてのスピード感等、ドラマ映えしそうな要素がっつり。
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ドラマのプロットを元に別の作家が書いた話。これもドラマにはない話で、面白く読んだ。鬼の生死が不明なのが不気味。もちろん普通の人なら生きてないけど。
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