学校珍百景 の商品レビュー
学校のシステムを、斜めからブラックな視点で見た本。 たしかに「あるある」なんだけど、読んだあとの気持ちはあまりいいものではない。 けど、こういう「あるある」をなんとかしていかなくちゃいけないんだなぁ…と思った。 札幌市の図書館になぜかあった本。
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学校現場で「当たり前」に行われている様々なことがらを、改めて生徒・児童の視点から、そして学校の外側の客観的な視点から見つめ直してゆく、エッセイ集のような作品です。 「先生はトイレではありません!」という、ある種お決まりの教師による"指導"についてや、清掃活動...
学校現場で「当たり前」に行われている様々なことがらを、改めて生徒・児童の視点から、そして学校の外側の客観的な視点から見つめ直してゆく、エッセイ集のような作品です。 「先生はトイレではありません!」という、ある種お決まりの教師による"指導"についてや、清掃活動の際の「黙動」の是非、「おしゃべりをしている人が3人いました」という"脅し"の教育的効果など、あらためて考えるに値する「気づき」が多く示されていたと感じます。 小学校を舞台としたエッセイ集なので中学・高校においてそのままスライドして考えることができる問題ばかりではありませんでしたが、「当たり前に行っていることが果たして必要なことかどうか考えることが大切である」ということを気づかせてくれた、良書だったと思います。 学級経営や生徒とのかかわり方に関して言えば、小学校現場だけでなく中学校現場でも参考にできる事例があったように感じました。
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幼いときから、かなりの時間を学校で過ごしていることもあり、いろんなことが「当たり前」になってしまい、疑問を持たないまま、大きくなってしまった気がします。 「それでいいのだろうか?」という疑問を持った教師たちがまとめた一冊が、この本。 タイトルだけを見ると、ふざけているかのよ...
幼いときから、かなりの時間を学校で過ごしていることもあり、いろんなことが「当たり前」になってしまい、疑問を持たないまま、大きくなってしまった気がします。 「それでいいのだろうか?」という疑問を持った教師たちがまとめた一冊が、この本。 タイトルだけを見ると、ふざけているかのような印象を与えますが、学校のそもそもの役割や、形式だけになってしまった行動のそもそもの意義を問い直し、それらに対して、ひとつひとつ丁寧に回答を加えています。 多くの先生や保護者に読んでもらうことで、学校がもっと楽しく、もっと意味のある存在になれるのでは、という印象を受けました。 巻末に、大阪大学の小野田正利先生による、あとがきがあります。 これもまた、オススメですし、小野田先生の著書にも触れていただけると、さらに深く、学校について考えることができるように思います。
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古くからある学校の当たり前のことにメスを入れた作品。確かに、現職の自分から見ても学校の旧態依然とした体制には疑問を感じことがある。でも、いいことだから残っているという側面もあるので、一概に悪いとは言えんのやよね。
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学校の習慣でこういうのあるある、でも本当に必要?と問いかける本。 あるなあと思うこともあれば、そんなことやってるの?とびっくりすることも。 <学校は自腹社会>というのは切実だなあ・・・修学旅行費も自分の分は払うんだと聞いた(若干の手当は出るらしいけど)。好きで行くワケじゃないのに...
学校の習慣でこういうのあるある、でも本当に必要?と問いかける本。 あるなあと思うこともあれば、そんなことやってるの?とびっくりすることも。 <学校は自腹社会>というのは切実だなあ・・・修学旅行費も自分の分は払うんだと聞いた(若干の手当は出るらしいけど)。好きで行くワケじゃないのに。
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http://www.gakuji.co.jp/book/978-4-7619-2042-5.html
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自分の身の回りには「ない」こともあるが、確かに「あるある」ということがたくさん載っていた。それぞれの「意味」をもう一度確かめる必要があると思う。
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