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スコールの夜 の商品レビュー

3.2

37件のお客様レビュー

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2018/11/23

http://d.hatena​.ne.jp/FJneo199​4/20140921/1411​796533
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http://d.hatena​.ne.jp/FJneo199​4/20140921/1411​796533
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図書館で読むか​な。

Posted byブクログ

2018/10/12

平成元年に大学卒業で、女性総合職の先駆け。 主人公ほどの才媛ではないが、重なる部分も多く、彼女の迷いや葛藤にはとても共感ができた。 カンボジアではなくても、スコールの中で泣き叫んで、いろんなものを洗い流したいと思うような思いを感じながら生きてきた女性たち(もしかしたら男性も?)は...

平成元年に大学卒業で、女性総合職の先駆け。 主人公ほどの才媛ではないが、重なる部分も多く、彼女の迷いや葛藤にはとても共感ができた。 カンボジアではなくても、スコールの中で泣き叫んで、いろんなものを洗い流したいと思うような思いを感じながら生きてきた女性たち(もしかしたら男性も?)は結構多いのではないかしら?

Posted byブクログ

2018/09/05

女性の社会進出を社会が促進すればするほど、affirmative actionと女性のキャリアが比例するような見方をされ、陰口どころかそれを利用しろなんて本人の目の前で言うなんていうデリカシーとお頭の無さは日本が越えなければいけない壁。女性だからすぐ辞める、産休をとる、頭を使わな...

女性の社会進出を社会が促進すればするほど、affirmative actionと女性のキャリアが比例するような見方をされ、陰口どころかそれを利用しろなんて本人の目の前で言うなんていうデリカシーとお頭の無さは日本が越えなければいけない壁。女性だからすぐ辞める、産休をとる、頭を使わないなんて、立派な差別。 まだまだ日本で女性がハイキャリアで働くのは、国際的な統計をみても難しいと言わざるおえない。それをサポートしなければいけない国の福祉の管理、配偶者がどれだけ子育てや家事をしなければいけないという自覚を持つか、会社がどれだけ労働基準法を守っているか、それを国がどれだけ厳しく管理するかなどしっかりしろ!といいたくなるようなところはたくさん。 仕事だからと無理をせず、自分が自分らしくいれる場所で働きたい。仕事のために生活するのではなく、生活するために仕事をしていると言いきれる人生にしたい。

Posted byブクログ

2018/08/23

財務官僚による経済小説。メガバンクが舞台で、女性総合職の第一期生が主人公。管理職になり、汚れ役を任されたり、派閥抗争に巻き込まれたりする。組織の中で起こるいろいろな葛藤や女性としての感情などが、こまやかに表現されている。海外での活動の裏話なども面白い。スコールのシーンは印象的だっ...

財務官僚による経済小説。メガバンクが舞台で、女性総合職の第一期生が主人公。管理職になり、汚れ役を任されたり、派閥抗争に巻き込まれたりする。組織の中で起こるいろいろな葛藤や女性としての感情などが、こまやかに表現されている。海外での活動の裏話なども面白い。スコールのシーンは印象的だった。

Posted byブクログ

2018/05/16

うーむ。日経の何かの賞を取ったサクヒンのはずなんだが。舞台が大人になっただけで、中身が子供並というのはどういうわけだ? ただ、財務官僚が銀行をどんな視線で見てるのかわかって、そこは面白かった。

Posted byブクログ

2016/07/24

財務省の官僚が書いて日経の小説大賞を受賞、そう聞いたのとはちょっと違う感じ。 最後は仕事へのアツさが出てきて。 財務省が銀行をこう見ている、と捉えかねず。。

Posted byブクログ

2016/03/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

平成元年に東大法学部を卒業、都市銀行トップの帝都銀行に女性総合職一期生として入行した吉沢環が女性初の本店管理職に抜擢された。 担当任務は、総会屋・暴力団への利益供与や不祥事隠しの役割を担ってきた子会社の解体と退職勧奨の陣頭指揮。 保守的な企業風土による女性への偏見や差別に耐えての昇進を意気に感じ、荒療治に乗り出すが、周囲の感情的な反発を招き、経営幹部の派閥抗争に巻き込まれていく―。 (アマゾンより引用) 何かやたらと説明文が長いというか… あんまり好きなタイプの話ではなかったな(´・ω・`) 結局何も好転しないまま物語は終わるし、何が伝えたかったのかもよく分からんような一冊

Posted byブクログ

2016/01/08

この程度で大賞を取ってしまう日経小説大賞ってどうなんでしょう。レベル低いです。 派閥抗争に巻き込まれる女性管理職の話ですが、銀行内における女性の立場がどうにもステレオタイプで読んでいて辟易します。読者の思う通りのイジメられ方で意外性も何も無い。 やはり銀行内部の話は池井戸さんが絶...

この程度で大賞を取ってしまう日経小説大賞ってどうなんでしょう。レベル低いです。 派閥抗争に巻き込まれる女性管理職の話ですが、銀行内における女性の立場がどうにもステレオタイプで読んでいて辟易します。読者の思う通りのイジメられ方で意外性も何も無い。 やはり銀行内部の話は池井戸さんが絶対上手い。 オチもあれ?これで終わり?って言う感じ。 ただ読みやすいのは読みやすいです。 2日で読んじゃいました。

Posted byブクログ

2015/09/06

環に感情移入し過ぎて、胸が痛くて頭が痛くなった。笑 働くことに正解はないから苦しいけれど、それは一人ひとりが見つけるしかないんだよなぁ。

Posted byブクログ

2015/08/16

メガバンクの女性管理職の仕事、プライベートに対する葛藤を系列会社の整理という点から描いた作品。 1987年、男女雇用機会均等法、この年に自分は誕生をしたわけだが、この時代に社会に入った女性は大きく時代の波に流されたのだと思う。 それは、今の職場の先輩を見ていて思うし、この作品の主...

メガバンクの女性管理職の仕事、プライベートに対する葛藤を系列会社の整理という点から描いた作品。 1987年、男女雇用機会均等法、この年に自分は誕生をしたわけだが、この時代に社会に入った女性は大きく時代の波に流されたのだと思う。 それは、今の職場の先輩を見ていて思うし、この作品の主人公も総合職であるがゆえに、プライベートでは離婚を経験している。 それをどう評価するかは別にせよ、女性のキャリアを考える上で有益な一冊だと思う。(女性からは、全く別の意見があることを前提に。。

Posted byブクログ