戦国北条氏五代の盛衰 の商品レビュー
タイトルの通り北条氏五代による関東地方の治世と戦乱について時系列で追いかけている本。著者は東国戦国史の専門家であり、関連文書が豊富に引用されている。北条氏の一門衆や譜代衆についての記述が詳しくて良かった。 【川崎市立川崎図書館 288.3】
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戦国北条氏100年の歴史、ということで、人物(宗瑞からの当主5人)に焦点を当てて書かれている。 しかし、その人物のみという印象で、妻子についての言及がもう少し欲しかった。(項目として欲しい) 姻戚関係をもう少し見たいなぁという感じ。 あと、基本的に年表のように出来事の羅列だけで...
戦国北条氏100年の歴史、ということで、人物(宗瑞からの当主5人)に焦点を当てて書かれている。 しかし、その人物のみという印象で、妻子についての言及がもう少し欲しかった。(項目として欲しい) 姻戚関係をもう少し見たいなぁという感じ。 あと、基本的に年表のように出来事の羅列だけで、読みにくい。 最近気になる北条氏滅亡のきっかけ、名胡桃城に関しても対して言及されてない。 確かにこのような出来事の羅列だと変にも思わないのかもしれないと思った。
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後北条氏研究の第一人者である下山先生の待望の一冊だ。2014年春時点での最新研究を余すところなく、かつ一般書としての紙数ギリギリで勝負されている。 読みやすく、かつ論文同様の明晰な出典。 そして、「後北条氏家臣団人名辞典」の著者だからできる、五代それぞれで活躍した御一家衆、宿老...
後北条氏研究の第一人者である下山先生の待望の一冊だ。2014年春時点での最新研究を余すところなく、かつ一般書としての紙数ギリギリで勝負されている。 読みやすく、かつ論文同様の明晰な出典。 そして、「後北条氏家臣団人名辞典」の著者だからできる、五代それぞれで活躍した御一家衆、宿老、様々な人物の紹介も、氏ならではの魅力だろう。
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