哲学する“父"たちの語らい ダウン症・自閉症の“娘"との暮らし の商品レビュー
臨床用に購入。子育てや障害に対する父親たちの葛藤や戸惑い,期待と愛情がないまぜになった複雑な感情がすごく素直に語られている気がする。これを書くのには勇気がいっただろうなと想像する。一応その道の専門家のつもりなので,障害を持つ子どもの親の気持ちはそれなりに想像できていたつもりだった...
臨床用に購入。子育てや障害に対する父親たちの葛藤や戸惑い,期待と愛情がないまぜになった複雑な感情がすごく素直に語られている気がする。これを書くのには勇気がいっただろうなと想像する。一応その道の専門家のつもりなので,障害を持つ子どもの親の気持ちはそれなりに想像できていたつもりだったが,それは単なる思いあがりだったなと反省もしてしまった。著者たちは障害を持つ子どもの父親であり,哲学者でもあるので,「そんなところまで哲学的に考えるのか…」となかなか新鮮だった。
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