100年後の人々へ の商品レビュー
百年後?そんな先の事 考えてもどうせ徒労に 終わるだけ。 私は諦観に包まれ思考 が進まない。 将来は科学が進歩して アレもコレもどうにか なるのでは? 私は楽観に逃げてまだ 遠い火の手に目を瞑る。 でも鼻腔の奥がツンと 痛む。 こんな私でも想うこと はある・・・ 今よ...
百年後?そんな先の事 考えてもどうせ徒労に 終わるだけ。 私は諦観に包まれ思考 が進まない。 将来は科学が進歩して アレもコレもどうにか なるのでは? 私は楽観に逃げてまだ 遠い火の手に目を瞑る。 でも鼻腔の奥がツンと 痛む。 こんな私でも想うこと はある・・・ 今よりもっと、もっと もっともっとミライは 良くなってほしい。 自分本意な我が儘かも しれない。 ただのエエカッコシイ かもしれない。 でもたしかに想うので ある。 不治の病を克服したり、 子どもたちの虐待など 無いようなミライを。 いつか私が此世を去る ときに、 この想いも一緒に此世 から消えるのだろうか。 きっとそうはならない。 だってこれは同じ世に 生きる多くの人たちと 共通の想いだろうから。
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100年後…どうなっているのだろう? 核分裂生成物は10万年後に分解らしい。 原発は世界に430基、日本に57基もある。 本書のなかで知りましたガンジーの7つの功罪。 肝に命じます。 ガンジーの「7つの功罪」 ①理念なき政治 ②労働亡き富 ③良心なき快楽 ④人格なき知識 ⑤道徳なき商業 ⑥人間性なき科学 ⑦献身なき崇拝
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[ 内容 ] 「元々は、地質学者になりたかったのです―」。 鉱石採集が大好きだった少年は、「核の平和利用」のキャンペーンに呑み込まれ、原子力開発の夢を追うようになった。 だが、いち早くその詐術と危険性に気づき、その後、原発をなくすための研究と運動に半生を捧げてきた工学者・小出裕章...
[ 内容 ] 「元々は、地質学者になりたかったのです―」。 鉱石採集が大好きだった少年は、「核の平和利用」のキャンペーンに呑み込まれ、原子力開発の夢を追うようになった。 だが、いち早くその詐術と危険性に気づき、その後、原発をなくすための研究と運動に半生を捧げてきた工学者・小出裕章は、三・一一から三年が経過しようとしている今、何を思うのか。 そして、過去からの膨大な負債に苦しむであろう一〇〇年後の人々に「こんな事故を起こした時代に、お前はどう生きたのか」と問われる場面を想像しながら述べた言葉とは? [ 目次 ] 第1章 事故後の三年間を考える(あの事故から三年;汚染水 ほか) 第2章 人間の時間、放射能の時間(放射能と戦っても勝ち目はない;一〇〇〇分の一になるまで三〇〇年 ほか) 第3章 科学は役に立たなくてもいい(私にとっての科学とは?;「いい子」が抱いた原子力の夢 ほか) 第4章 優しさは、沈黙の領域へのまなざしに宿る(私たちの「責任」;原発は誰かの犠牲の上に成り立つ ほか) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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汚染された場所に住んではいけない。 自民党は日本の原子力をずっと推進してきたのはいざというときに核兵器を創る能力を保有するため。 放射性物質を生みに捨てることはロンドン条約で禁止されている。
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「100年後の人々へ」と言うタイトルに興味を持って読んでみた。毎週金曜日定期的に行われている市民ネットワーク「首都圏反原発連合」の呼びかけによる「原発再稼働反対首相官邸前抗議行動」を何故行うのか⁉︎その意味がよくわかる本だった。
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一貫して反原発を訴え続ける気骨の学者、小出裕章氏の熱い信念をささえるものは何か。それは原子力を研究してきた者の責任感であり、贖罪意識である。他の多くの研究者はどう思っているのだろうか…。「いつかは科学が原子力をコントロールできるようになる」という希望にすがって原発を推進してはや7...
一貫して反原発を訴え続ける気骨の学者、小出裕章氏の熱い信念をささえるものは何か。それは原子力を研究してきた者の責任感であり、贖罪意識である。他の多くの研究者はどう思っているのだろうか…。「いつかは科学が原子力をコントロールできるようになる」という希望にすがって原発を推進してはや70年。その歩みはほとんど止まっているように見えるのにも関わらず、未だその夢を見続けているのだとしたら、あまりに哀れで、情けないことだと思う。
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小出さんの原発反対の思いが詰まりまくった本。帯の「生まれ変わったら、生涯を廃炉技術に捧げたい」にやられた。 読んでみて、こんな本気で生きているひとやとはじめて知った。自分の子どもから「あき」と呼ばせてるとか、かなりの変なひと。 でもこのひとの、だれかの犠牲のうえにいまの生活が成り...
小出さんの原発反対の思いが詰まりまくった本。帯の「生まれ変わったら、生涯を廃炉技術に捧げたい」にやられた。 読んでみて、こんな本気で生きているひとやとはじめて知った。自分の子どもから「あき」と呼ばせてるとか、かなりの変なひと。 でもこのひとの、だれかの犠牲のうえにいまの生活が成り立っている、という感覚って、めちゃくちゃ大事やと思う。そういう意味では、まっとうな人間なんちゃうかなと思う。読んでよかった。
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あくまで御自身が直面している原子力を題材としているが,訴えたい内容は,田中正造を例え話に出しているように,須く一般性を持たせるべき内容である.身につまされるが,それだけの覚悟を持つことに躊躇を覚えるのは,歴史を自らの問題として主観的に突き詰めていないからだろうか.
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