白い炎 歌集 の商品レビュー
はじめて読んだ方だったのだけど、第9歌集になるのだとか。 言葉には、円熟を濾した清新があり、生活の隅々を見ている視線には長く歌を詠んできたひとだけの視界があったのだろうなと感じた。 花の歌や、動物、蜥蜴、鳥、蝶々の歌が多かったのも印象的。 そして海、月、というのは年月を重ねても神...
はじめて読んだ方だったのだけど、第9歌集になるのだとか。 言葉には、円熟を濾した清新があり、生活の隅々を見ている視線には長く歌を詠んできたひとだけの視界があったのだろうなと感じた。 花の歌や、動物、蜥蜴、鳥、蝶々の歌が多かったのも印象的。 そして海、月、というのは年月を重ねても神秘性を失わない対象なのだなと感じた。 やっぱり理解がおいつかない言い回しなどもあったけれど、とても美しい言葉に触れることに喜びを感じる時間を頂いた。
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