えをかくかくかく の商品レビュー
絵も文も大好き! ページをめくるたびにドキドキして、自分らしくあって良いのだとエンパワメントされます。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
エリック・カールがナチス政権下で密かに出会い、影響を受けた絵画、『青い馬Ⅰ』(フランツ・マルク作)を基にした絵本。 鮮やかで大胆な絵が見開きいっぱいに広がり、次のページをめくりたくなるような仕掛けがあり、そして強く美しい言葉がある。 「ぼくは/えかきだ。」「じぶんの/ほんとうの えを/かく かく かく」 現実の世界には存在しない青い馬、赤い鰐、緑のライオンたちは、堂々として躍動感に溢れている。 基になったフランツ・マルクの作品は、ナチス政権下において見るのを許されなかったという。それはフランツ・マルクの作品が自由な精神の象徴そのものだからだろうと思うし、その精神はエリック・カールの姿勢にも同様だと感じる。 エリック・カールの背骨に通る清々しさや強さの源流に触れることのできる一冊。
Posted by
1歳4ヶ月 さすがエリックカールは何か子供の心を惹きつけるものがあると思った! 色鮮やかなイラストを 見ているだけでも楽しい。 青い馬、赤いワニなどダイナミックな色使いにも惹かれる。
Posted by
絵が華やかで良い! この動物はこの色!という固定概念がことごとく覆されていくので、想像力が膨らむのではないでしょうか? 読み終わった後に絵が描きたくなります。
Posted by
1歳7,8か月 どの絵にも迫力があって、見ていて面白かった。 こんな色使うんだと思いながら見ていたが、全然違和感がなかった。青い馬、紫の猫がお気に入りみたい。
Posted by
1:5 大きな動物の絵が素敵。そして常識を覆す色!大好きなぞうさんはオレンジ色♪そんなことはお構いなしに楽しんでいます。
Posted by
青い馬、赤いワニがダイナミックで好き。フランツマルクに捧げられた本。マルクもカールもいいなあ。絵を描く。 本作が生まれた、カールのマルクとの出会い、それをもたらしてくれた先生の話が素晴らしい。
Posted by
エリック=カールの絵本のなかで一番好き。 自由にのびのび絵を描く少年は、フランツ・マルクでありエリック=カールそのもの。
Posted by
絵を描くことはのびのびと生きること。自由のない時代に一人の教師から生徒へこっそりと伝えられた大切なこと。間違った色なんかないというメッセージが、素直に成長していく子どもたちの心に、萎縮している大人たちの心に届いてほしい。
Posted by
- 1
- 2