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内通者 の商品レビュー

3.4

16件のお客様レビュー

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2020/06/18

相変わらずテンポ良く先に進めるわ。捜査第一課の話が多かったのに、ここにきて第二課ですか(笑)! 堂場さんならなんでも付き合いますよ!(笑) ただ、娘さんが出生の秘密を知ってしまってからの掘り下げが薄い。 そんな重大な秘密を知って、このままだろうか? そこはもっと分量をもって書い...

相変わらずテンポ良く先に進めるわ。捜査第一課の話が多かったのに、ここにきて第二課ですか(笑)! 堂場さんならなんでも付き合いますよ!(笑) ただ、娘さんが出生の秘密を知ってしまってからの掘り下げが薄い。 そんな重大な秘密を知って、このままだろうか? そこはもっと分量をもって書いて欲しいところ。 キャリアを狙うのだって、そういう過去があって、その気持ちは変わらないのだろうか?

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2020/01/26

★長さほど中身がない★著者の小説はたくさん出版されているようなので、一度読んでみようと思ってたまたま手に取ったのがこの本。内通者と主人公の刑事との関係はややご都合主義なうえ相当早くから透けて見える。これだけの長さにするほどのアイデアが詰まっていない。もちろん、それでも引っ張るだけ...

★長さほど中身がない★著者の小説はたくさん出版されているようなので、一度読んでみようと思ってたまたま手に取ったのがこの本。内通者と主人公の刑事との関係はややご都合主義なうえ相当早くから透けて見える。これだけの長さにするほどのアイデアが詰まっていない。もちろん、それでも引っ張るだけの筆力はあるのだが。ほかにきっと当たりの本があるのだろう。

Posted byブクログ

2017/07/13

千葉県警の結城孝道らのチームは房総建設の椎名からの極秘情報提供をきっかけに,県の会田部長と房総建設の藤田の間の収賄事件を追っている.結城がリーダーだが,椎名との接触は花岡に任せている.椎名の挙動に何か胡散臭いものを感じながら,そこそこ的確な情報でもあることから捜査は進展してきてい...

千葉県警の結城孝道らのチームは房総建設の椎名からの極秘情報提供をきっかけに,県の会田部長と房総建設の藤田の間の収賄事件を追っている.結城がリーダーだが,椎名との接触は花岡に任せている.椎名の挙動に何か胡散臭いものを感じながら,そこそこ的確な情報でもあることから捜査は進展してきている.結城の妻 美貴の突然の死去で,娘の若葉とぎごちない会話を交わすことになる.若葉は「あんたは結城の娘じゃない」という謎の電話で悩むが父に確かめることは躊躇する.椎名が妙な動きを始め,若葉が拉致される.最後の場面で結城から真相を告げられた若葉の様子を記述する部分が良かった.

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2016/10/07

贈収賄事件の内偵中に最愛の妻を病気で失った千葉県警捜査二課の結城は、いわれなき告発により自らの立場が揺らいでいく。そんな中、一人娘から助けを求める連絡が入り…。 警察モノとはいえ捜査二課モノは強盗や殺人事件がないので派手さがないのは覚悟の上だったけど、それにしても魅力の少ない作...

贈収賄事件の内偵中に最愛の妻を病気で失った千葉県警捜査二課の結城は、いわれなき告発により自らの立場が揺らいでいく。そんな中、一人娘から助けを求める連絡が入り…。 警察モノとはいえ捜査二課モノは強盗や殺人事件がないので派手さがないのは覚悟の上だったけど、それにしても魅力の少ない作品だった。中盤あたりで何となく結末も読めてしまったし。残念でした。 (C)

Posted byブクログ

2016/05/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

堂場瞬一の「内通者」 後半は息をつく暇がないほど読み入ってしまいました。 千葉県警捜査二課の係長、結城は妻と20歳の娘がいる。娘は東京の大学の法学部に自宅から離れ、一人暮らしをしている。 千葉県内の土木会社、房総建設に勤める椎名から県庁が発注する津波対策工事に関する収賄に関する情報が寄せられる。 椎名は、房総建設の先代社長に認められ、要職についていたが、先代社長が死亡し社長に就任した息子から閑職に追いやられてしまう。 ある日、妻が務める小学校の教頭から電話が入り、脳幹出血で倒れたという。すぐに病院に駆けつけるが娘の若葉が到着する寸前に息を引き取ってしまう。 椎名からのタレこみに結城は同行するが、椎名からどこかで会ったことがないか?と言われるが心当たりがなかった。 椎名からは結城に直接会いたいという連絡があり、一人椎名の下に向かうが、、、、。 椎名は結城を執拗に貶めようとする。 若葉からは誰かに見張られているという連絡が入り、結城は若葉のもとに向かう。警視庁に依頼して、若葉の警護を依頼するが、警視庁の刑事の目の前で若葉は何者かに連れ去られてしまう。 椎名と結城の関係とは?椎名と若葉の関係とは?

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2016/01/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 主人公である千葉県警捜査2課係長「結城孝道(40後半)」が直面する、県庁と地元建設業者との入札に関する収賄事件の捜査と、養子である主人公の娘の実兄が不遇な人生を送った事の逆恨みによる主人公への復讐劇、これら一見関連のない2つの出来事が1つに結びつく模様を描いたもの。  警察内部の組織の役割や暗黙のルール、警察官個人の仕事の価値観、人間観察力や聞き込み力を詳しく描いている。  その一方で、主人公が大学生の娘との関係を構築することの難しさを描いている。妻との死別(脳幹出血)により、これまで以上に娘と向かい合い、炊事、洗濯、雑務等も行う事になり、主人公は、あらためて、妻の存在の重要さを感じながらも、何とか娘と向かい合っていこうという人間描写がうまく描かれている。

Posted byブクログ

2015/02/19

2月-13。3.0点。 捜査二課、汚職捜査。主人公の妻が急死。 捜査に協力する内通者が、怪しい動きを。 主人公の娘にストーカーのような男もつきまとい。 うーん、そんな偶然あるのかなというような繋がり。

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2015/01/16

逆恨みも甚だしい,としか言いようがない。 捜査二課の刑事が主人公というのは珍しいと思う。シリーズうものにはならないんだろうな。

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2014/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中盤から、電話の主が想像できたものの、面白さに引き込まれた。大学生の娘と刑事である父親とのぎこちないコミュニケーションも物語の展開上、うまい具合に事件に転がっていくあたり、流石。

Posted byブクログ

2014/11/03

テンポよく読みやすいが。。。 なんだか訴えてくるものが少ないような。。。 主人公親子、特に子供の性格が好きになれないのも原因かな。

Posted byブクログ