女の子が死ぬ話 の商品レビュー
単刀直入すぎるタイトルに敬遠してたのですが、思い切って読んでみました。正解はないし何をしても悔いは残るだろうけど、自分が登場人物の誰かだったとして、何をするだろうか、何をできるだろうかと、思いました。
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高校入学時、余命3ヶ月を告げられた少女が「きれいに死んでいく」までの物語。 美しかった外見が最期は無惨な姿になる、しかし心の外側だけは強く 美しくあろうとする、壮絶な姿が突き刺さる。 果たして、彼女は終わりを幸福に迎えたのだろうか、一読しただけでは うかがい知ることは出来ない。
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響 小説家になる方法を読み柳本光晴先生にハマった口ですが、柳本光晴先生は何の変哲もないごく普通な女の子を魅力的に描くのが本当に上手いなと感じました。タイトル通りの物語なのだけれど、表現が非常に良く、また遥が和也の子供と一緒にどこかを歩いている夢を見ながら遙が死んでいくシーンは何と...
響 小説家になる方法を読み柳本光晴先生にハマった口ですが、柳本光晴先生は何の変哲もないごく普通な女の子を魅力的に描くのが本当に上手いなと感じました。タイトル通りの物語なのだけれど、表現が非常に良く、また遥が和也の子供と一緒にどこかを歩いている夢を見ながら遙が死んでいくシーンは何ともいたたまれない、6話で千穂と和也とその子供で遥の墓参りに行くシーンがある為なおさら心に来る。しかし、読後はとても清々しい気分でした。とても素晴らしい作品だと思いました。
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いや、ゴメン。これが泣けるってきいたんだが。この程度で泣けるわけないやん。これで泣けたらおれは、毎日365日24時間ないてるわ。 泣けって言われても、泣きたくならなきゃなきませんがな。
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ちょっとうるってきました。ちょっと。 表紙裏のおまけがよかったです。こんな世界だったんだって、思うことにしました。
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当たり前のように話が進んでいくのが辛かった。それぞれの思ってることなんてどこまでもわからないものだと突き放されてる感じがまた辛かった。
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タイトルが全てを語っている王道の泣かせストーリーなのだが、無理に泣かせようとするいやらしさが全くなく、巧い。全体的にあっさりとしているが、主人公が死と向き合う場面を丁寧に描ききってるので、死と生の対比、虚しさが後半しっかりと効いてきます。
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本当にタイトルのままの話。だから当たり前に判っているのに息苦しい。生き続けるんじゃなくて磨り減っていくのが判っている遥。そういう時って矢張りもう生きるのがヤケクソになるか無気力になるかだろうに、淡々と生き続けるのを選んだ彼女は凄いと思う。 そして千穂も懐がでかいと思う。和哉の1番...
本当にタイトルのままの話。だから当たり前に判っているのに息苦しい。生き続けるんじゃなくて磨り減っていくのが判っている遥。そういう時って矢張りもう生きるのがヤケクソになるか無気力になるかだろうに、淡々と生き続けるのを選んだ彼女は凄いと思う。 そして千穂も懐がでかいと思う。和哉の1番を遥に譲り続けて生きていけるなんて。 そんな話だけど隙間4コマの「suica使い切れなかったな…」に地味に噴いた。
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最近自分が死んだ後の世界、と言うのを、イヤにリアルに想像してしまうことがある。 そういうときは大抵、何もかも放り出したくなる気持ちと、すべてのものを大切にしたくなる気持ちがぐるぐると混ざり合うけれど、やっぱり、自分で選択しないと行けないのかな。 何が残るだろう。
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試し読みで惹かれて購入。 ありきたりなストーリーなのかもしれないケド、良かった。 色んな感情や思いが伝わってきて、すごく泣けました。
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