ラフ・アンド・タフ の商品レビュー

馳星周(著者)

前作よりはずっと良いが・・

[平塚 泰司]

馳作品らしいテイストを残しているが、テーマ性も追求している。読後感は良くなったが、馳作品を読んでいる気になれない。テーマ性のある作品を残したくなったのだろうか。今は過渡期のように感じるが、今後に期待している。

2020/10/07

2020/10/7

暴力的でヒヤヒヤする。なのに気になって一気読み。
愛を知らない暴力的な男と、津波のせいで全てを失った母子。

鼻血出っ放しで気絶するコージロー不憫だった。
なんだか腑に落ちないこともあったけど、ラストはグッときた。

バイオレンス小説、たまに読むとハマる。

2018/01/26

3.0 軽い。馳星周にしては軽すぎる。適当に流して書いたのでは、と考えてしまう。期待が大きかっただけに失望。

2016/08/09

最近、天童荒太とか子供が悲惨な目に合う小説をめっきり読めません。これも読んでて何度か途中で止めようと思ったか。

2016/03/28

この作家さんのは初めて読んだ。とてもおもしろかった。主人公がどんどんいいやつになっていく過程が印象的。最初人殴りすぎでしょ。

2015/10/05

久しぶりに最初から死亡フラグ立ちまくりで期待していたが肩透かし。かつての嫌悪感を覚えるほどの救いようの無さ、光の見えない闇へ落ちていく様というものはもはや書けなくなってしまった気がする。。。「不夜城」や「漂流街」といった初期作品のギラギラ感は完全に失われしまい残念。馳星周である必然性が感じられなかった。

2015/09/22

不幸せな幼青年期を過ごしたケンイチが、生きる為、賞金稼ぎで人探しの生業とし風俗嬢を追うが、子供を持つ母親に心打たれ一緒に東北の災害の爪痕を残す地にヤクザの追っ手から逃げながら父親としの幸せを掴もうとする話。

2015/07/30

#読了。暴力団には属さないが、すぐに暴力に訴える脇田健一と弟分の浩次郎が、サラ金から逃げた連中を捕まえる賞金稼ぎを始める。風俗嬢を追いかけると、女に惚れたことのない脇田が一目ぼれ。3人は犯罪がらみの5000万円を手に入れ、仙台へと逃げるが。女、暴力の描写は馳さんらしいが、浩次郎があまりにも哀れかと。

2015/06/15

馳星周氏のバイオレンス小説『ラフアンドタフ』を読了。
理性的に動くのではなく、自身の思い夜間上にのみ封実に動く事が出来る男のお話。まあ気持ちよいと言えば気持ちよいが、残念ながら深みのある小説とは言えない。まあ絵が似もタランティーノ監督のようにバイオレンスを面白く描く監督はいるこの作品はそういったたぐいの小説のように思える。

2015/03/11

家族の愛を知らないアウトローな奴と津波で全てを失いソープ嬢にまで落ちた若妻の疑似家族。これは馳星周ワールド風に3.11を風化させないように作られた物語なんだろう…って思わないと辛くて読んでられんわ‼︎あぁぁやっぱり最悪の読後感。