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大江戸恐龍伝(第五巻) の商品レビュー

4.5

9件のお客様レビュー

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2015/04/26

獏さん、面白かったよ! 読者でいられて幸せでした(笑) 沙門の時もそうだけど、ここまで大きく大きく広がったものがきっちりまとまる筋書き、生き生きとした人物。本当にそうだったかもと思っちゃう。 映画化、希望。 同感です、獏さん! 早速、だれが源内がいいか妄想します。

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2015/02/08

大江戸恐龍伝、5巻目。これにて完結。 今回はこれまで放って置かれていた火鼠の一味の捕り物劇。面白く読めたけれど、一味の正体も、江戸に連れて行かれた饕餮の行く末も、どこかで読んだような既読感に駆られてしまった。それでも、ゴジラやキングコングの映画と、江戸時代の平賀源内を結び付けた...

大江戸恐龍伝、5巻目。これにて完結。 今回はこれまで放って置かれていた火鼠の一味の捕り物劇。面白く読めたけれど、一味の正体も、江戸に連れて行かれた饕餮の行く末も、どこかで読んだような既読感に駆られてしまった。それでも、ゴジラやキングコングの映画と、江戸時代の平賀源内を結び付けた作者の発想には恐れ入る。最後は源内の生存説まで引っ張り出して、大団円で終止符。上手く纏まっていて、終始、楽しい読み物だった。

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2014/10/13

謎解き・冒険・陰謀・恐竜・恋愛と詰めに詰め込んだ「大江戸恐竜伝」。源内の最期どうするのか、と思っていましたが、うまく終着できていてよかったです。 映画化希望とのことですが、やるならとことんはっちゃけた作品にして欲しいですね。

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2014/07/15

第五巻 このためにこれまでの四巻が存在するのか?ゴジラとキングコングの合作、たしかアメリカ映画にあったはず。恐竜にとっては迷惑な話。お吟のことは予想通りだが、背景作りが少しチャチ。源内伝説を活かし、無事海外へ脱出。 色々な登場人物でそこそこは楽しめた。田沼の開国政策を絡めた何か面...

第五巻 このためにこれまでの四巻が存在するのか?ゴジラとキングコングの合作、たしかアメリカ映画にあったはず。恐竜にとっては迷惑な話。お吟のことは予想通りだが、背景作りが少しチャチ。源内伝説を活かし、無事海外へ脱出。 色々な登場人物でそこそこは楽しめた。田沼の開国政策を絡めた何か面白い話は?

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2014/06/22

筆者が後書きで書いていた様に、満足させて頂きました。奇想天外で喜怒哀楽に満ちて、大演壇な語り口、改めての代表作になって欲しいです。

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2014/05/11

オウムガイに気味の悪さと同時に魅力を感じるのは夢枕獏のせい、な気がする んだよなあ ねえ 月に呼ばれて海より如来たるの続きは望み薄ですよねー うん 江戸龍で源内やっちゃったし ねえ あ、大江戸恐龍伝全五巻読みました。読み終えました今しがた。大団円の冒険小説でした。大冒険でした。...

オウムガイに気味の悪さと同時に魅力を感じるのは夢枕獏のせい、な気がする んだよなあ ねえ 月に呼ばれて海より如来たるの続きは望み薄ですよねー うん 江戸龍で源内やっちゃったし ねえ あ、大江戸恐龍伝全五巻読みました。読み終えました今しがた。大団円の冒険小説でした。大冒険でした。 あとがきが相変わらず愛しいのです。好きなのです。愛しいのです。ですが、年齢が、意識されて少しばかりさみしい。さみしいね。もう五十だよあのひと。もう五十なんだよ。まだ大丈夫だよ。まだ、 まだ、うーん、うーん… 長編のスパンがなー 長いからなー 十年とかザラだしなー うーん ねえ ねえ なあ… うん…

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2014/03/24

これぞ大団円、絵に描いたような大団円、大満足の結末です。ご本人も解説で書いておられますが、映画化希望。

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2014/03/20

 うおう。  最終巻はさすがみなぎる!  予想できる設定と、予想できないキャラクターの動きのコラボレーションで、楽しく読めました。素敵。

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2014/03/02

作者もあとがきに記載しているように、ゴジラへのオマージュとして実在する恐竜が人類に対し怪獣という立場で対抗しうる時代設定として江戸時代を選び、そのカウンターパートナーとして立ちうる人物として平賀源内を選んだというプロットを如何に成り立たせるかという話に終始した感が強く、本来の趣旨...

作者もあとがきに記載しているように、ゴジラへのオマージュとして実在する恐竜が人類に対し怪獣という立場で対抗しうる時代設定として江戸時代を選び、そのカウンターパートナーとして立ちうる人物として平賀源内を選んだというプロットを如何に成り立たせるかという話に終始した感が強く、本来の趣旨のゴジラに恐竜がなりえず、あっけなく倒されてしまうのが、非常に残念。そもそも話をどんどん膨らませて行って、この話は本当に収拾がつくのかというほどいくのが作者の作品の一番の醍醐味であるが、本作はこじんまりとまとまった感で終わってしまったのが残念。悪役たる夜盗一味も小粒で、いつものような得体のしれなさがないし、あの時代の阿蘭陀人もあんなにあっけなく引き下がるわけがない。もう少し作者らしい横紙破り的な展開で、いっそ話が終わらないぐらいの話を期待したい。

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