日本のステンドグラス 明治・大正・昭和の名品 の商品レビュー
鎌倉の文学館や熱海の起雲閣、大阪の中央公会堂など既に訪ねた場所があり、その美しさやオリジナリティある意匠には心奪われていました。日本では宗教画として発達しなかったので、和のテイスト漂うデザインで奔放に技やセンスを競っています。明るめの色使いも特徴ですね。また、訪ねたい場所が増えま...
鎌倉の文学館や熱海の起雲閣、大阪の中央公会堂など既に訪ねた場所があり、その美しさやオリジナリティある意匠には心奪われていました。日本では宗教画として発達しなかったので、和のテイスト漂うデザインで奔放に技やセンスを競っています。明るめの色使いも特徴ですね。また、訪ねたい場所が増えました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
明治の文明開化の一つに、西洋館がぞくぞく建設されたというブームがある。その中で日本人をビックリさせたものが、光を多彩に染める色ガラス。つまり「ステンドグラス」の出現だ。作家としては、アメリカで学んだ小川三知(三田の慶応義塾図書館)や、ドイツで学んだ宇野澤辰雄(東京府庁舎)が日本に技法を伝えた先人として有名。この本はその二人の流れをくんだ人々の作品を、各地に訪ねて撮影収録した貴重な記録の集大成。 (№29 2013.12)
Posted by
- 1