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その手をにぎりたい の商品レビュー

3.6

172件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2014/03/21

前半は面白いとかいうよりも、お鮨がとにかく美味しそうで。柚木さんの文章の方が、写真を見るよりもはるかに食欲をそそられると思う。 このストーリーも悪くはないけど、主人公がもう少し好感の持てる人柄だったらもっと楽しめたかな。

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2014/03/20

バブルからの10年間の社会背景を軸に綴られているのは、その時代を振り返るようで面白かった。 青子が25歳で初めて食べた高級寿司と寿司職人・一ノ瀬にその後10年にわたり、こだわり続けるのはちょっとうざい。女はしたたかで強いなと思った。

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2014/03/19

庶民には敷居の高い寿司屋。そこの板前(の手)に一目惚れした主人公は、東京に残り、無理をして寿司屋に通う。「その手を握りたい」との思いが叶った時には……。さらりと読了。

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2014/03/16

バブル時代を背景に地方から東京に出てきた女性のお話。銀座の老舗寿司屋で働く男の握る手に魅せられる主人公。彼との間に生まれる友情や同じ時代を生きる戦士のような関係が切ないながら粋だなと感じた。代理店の軽薄な描写に苦笑い。確実に寿司が食べたくなる。

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2014/03/14

1980年代。寿司職人と女性会社員が、カウンターを通して、お互いにどこか意識し合い、高めあい、惹かれあっていく。バブル崩壊に合わせ、二人の生活も変わっていってしまう。不思議な男女の関係。 想像以上に甘い感じになっていましたが、ちょっと主役の女性の性格が苦手でした。

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2014/03/17

バブル時代のOL物語。面白かったが、何となくバブルの説明臭さのある文章は残念。純粋な女の子が極端にバブリーになるところが急な気はするがそれこそバブルという時代のせいなのか。ラストの寿司職人との本音の会話はスッキリとして良かったがちょっと甘すぎた気もした。

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2014/03/14

食べるコトは生きるコトとか、誰とどこでどんな風に食べるのか?とか、食事=恋愛やよね〜ってコトを再認識させてくれた本。 長い片思いの切なさと、バブル時代を強く生き抜く女性像と、お鮨が食べたくてしょうがなくなる描写に共感しまくりでした。 小川糸さんの『食堂かたつむり』も『喋々喃々』も...

食べるコトは生きるコトとか、誰とどこでどんな風に食べるのか?とか、食事=恋愛やよね〜ってコトを再認識させてくれた本。 長い片思いの切なさと、バブル時代を強く生き抜く女性像と、お鮨が食べたくてしょうがなくなる描写に共感しまくりでした。 小川糸さんの『食堂かたつむり』も『喋々喃々』も好きやったし、食い意地のはった私には、こういう食事絡みの本があってるのかもww 良い休憩時間が過ごせました! ごちそうさんでした♡

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2014/03/14

最初はまたいつもの感じの本なのかなと思ったら、内容が違ったのにビックリした。 林真理子の本を少し解体した感じの内容だった 若いOLがバブルの始まりか終わりまでを駆け抜ける話

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2014/03/12

バブル経済を小学生の頃に過ごした著書による、バブルのど真中に20代半ばから30代半ばを、東京で「華やかに」過ごした女性を主人公とした小説。 バブルをバブルの最中にバブルと認識する登場人物がいたりするところが、ちょつと雑な、後講釈的な仕立てに感じられる。 主人公がマンションを買...

バブル経済を小学生の頃に過ごした著書による、バブルのど真中に20代半ばから30代半ばを、東京で「華やかに」過ごした女性を主人公とした小説。 バブルをバブルの最中にバブルと認識する登場人物がいたりするところが、ちょつと雑な、後講釈的な仕立てに感じられる。 主人公がマンションを買う不動前は、ちょうどその時期に、学生だった自分が住んでいた場所。 学生ゆえ、バブルとその崩壊を味わい尽くすことはなかったものの、あの頃の東京の匂いを少しばかり思い出させる本。

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2014/03/12

バブルの時代に生きた女性の10年間。寿司屋を中心にした食と仕事の話し。 2014.3.11

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