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ジュリアングラック【作】,安藤元雄【訳】
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自然が人工物に、動物に、人間にたとえられ、人間が人工物に、自然にたとえられ、森が海にたとえられ、そういう比喩の連鎖が登場人物行動に結びつく。それらは余りにも壮大でどこか現実離れしているが、その実なかなか的確である。
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倉橋由美子が絶賛したゴシック小説。 比喩を多用した、ある種『クドい』文体で描かれる閉ざされた城と3人の人間関係は、確かに倉橋由美子が評したように能を思わせるところがある。