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片づけられない親のための幸せの生前整理 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2024/02/01

タイトルがちょっと惜しい一冊。正確には「片付けられない親を持つ「子」のための幸せの生前整理」ですね。「生前整理」というキーワードで自分には関係ないと本書を手に取るのをやめてしまうのはもったいない本です。 本書の「生前整理って当人のものだけではない。子供がこれから先幸せに生きていく...

タイトルがちょっと惜しい一冊。正確には「片付けられない親を持つ「子」のための幸せの生前整理」ですね。「生前整理」というキーワードで自分には関係ないと本書を手に取るのをやめてしまうのはもったいない本です。 本書の「生前整理って当人のものだけではない。子供がこれから先幸せに生きていくために必要。」という考え方は、物だらけの実家でわたしがよく感じることです。また「この大量なモノの片付けをいつかわたしにやらせるんですか?」とも。 本書を読んで、同じように悩んでいる娘の立場の人がいるんだとハッとさせられました。同じような実家がある方は必読です。まあ読んだからと言って片付くわけではないのですが・・・。 ■写真に既視感 これは夫や子も言っていたので、本当に驚いたのですが、本書で出てくる写真は実家かと思いました!書類を置きっぱなし、物を重ねてある・・見覚えがありました。うちだけじゃなかったんだ。少し安心するほどです。こんなに物が増えてしまうのは、ものの量が豊かさに直結していた時代だったからなのですが、、片付けるのは本人ではないというのは理不尽ですよね。 ■声かけ案が参考になる 本書では切り出すタイミングや声かけの仕方が実例を交えて紹介されています。親のセリフの表はだいたいが聞いたことがありました。 わたしも「いらないものは捨てたら?」というセリフは何回も言いました。勝手に捨てたこともありました(数年賞味期限がきれた食べ物など)。それでもうまくいきませんでした。なぜなら親の考えを変えることができなかったからです。「必要なものを残そう」「人を呼べるようにしよう」「もっと使いやすくするために」と言い換えると有効なようです。 また、親が生前整理セミナーに行って考え方が変わったこともあるそうです。ただ、どの方法があなたの親に刺さるか分からないところが苦しいところ。 これは片付けに限りませんが、「人を変えるのはとても難しく時間がかかる。」ということがひしひしと伝わってきました。 ■本書の著者は 2000年頃に「捨てる!技術」という本でバズりました。この本は、あのこんまりさんに衝撃を与えた本として、こんまりさんの著作でも紹介されています。お片付けで昔から有名な方です。残念ながら亡くなっているので新作は読めないのですが。

Posted byブクログ

2019/07/27

これはまさに大きな懸念材料を抱えている当事者なので、参考になる部分はあった、が、 結局、ゴミ屋敷の所有者がその気にならねばどうしようもない、という根底の事実を強く再確認することとなった。 まあいずれ来る処分の日にどのくらいの費用や労力がかかるのかというイメージを持てただけでも収...

これはまさに大きな懸念材料を抱えている当事者なので、参考になる部分はあった、が、 結局、ゴミ屋敷の所有者がその気にならねばどうしようもない、という根底の事実を強く再確認することとなった。 まあいずれ来る処分の日にどのくらいの費用や労力がかかるのかというイメージを持てただけでも収穫かな。。。。 はあ、私は絶対に子らに負担は残さないぞ。それだけは決意。

Posted byブクログ

2018/02/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

生前整理の本は親の家のものが多いが自分だと断捨離というのかな。 89ページ親のセリフと本音、91返事の仕方のコツ、93答え方94言いかえ、112困るもの上位、117・119手順あたりが秀逸。家族の非合理性を許容しろ、は結構しんどい話ではあるのだが。 100万あれば家一軒片付くらしい。高いんだか安いんだか。 とりあえず取っておくは禁句。仮にはダメ、今決める。いつかは来ない。他人のとても便利は私の邪魔。聖域作るな。持っているものはどんどん使う。収納整理で解決しようとしない。捨てられるのではないかと考えてみる。死待ったを恐れない。完璧を目指さない。もったいないで封印しない。 見ないで、その場で、一定量を超えたら、一定期間を過ぎたら、定期的に、使い切らなくても、捨てる。小さなところから始める。捨てる基準を作る。捨て場所をたくさん作る。捨てる役割分担を決める。 モノとして使えるか使えないか。私が使うか使わないか。それでも捨てられないもの。使い切ったか、多すぎないか、本当に好きか。 写真。私が受け取っても困るから処分したほうがいいのでは。人形。白い紙に包み、今までありがとうと手を合わせ、他のごみとは別に可燃ごみに出す。 リサイクルジャパングループ、WE21ジャパン。

Posted byブクログ