Stand Up！(2) の商品レビュー

山川あいじ(著者)

2014/10/15

高校生という唯一無二の、
この時期ならではの、
初々しさや熱が
ふんわりとした山川せんせいワールドで描かれている
『Stand Up!』 です。

正直、
こんな素敵なマンガがあったなんて！
と、胸が高鳴り、熱くなりました！

この素敵さを伝える上手い言葉が見つからなくて
ほんとうに残念なのですが･･･

極端に言うと、
ワンシーン、ワンシーン、
一語一句、
キュン
となってしまうような

二人のあいだに流れる
甘くて、初々しくて、くすぐったくて
でもどこか熱を帯びた空気に
酔わされているような

そんな作品なのです。

授業中、ノートで会話してみたり。
（しかも原田が「かわいい」って書いてくる）

消しゴムが落ちて、
二人して拾おうとかがんだら
目が合って、
「好き」
って思わず告白しちゃったり。

繊細な心情がとても丁寧に描かれているのも
このマンガの素敵なところ。
たとえば、初デートのシーン。

前日の夜のなかなか決まらない服選び（お約束）

「おはよう（*＾＾*）これから家出るね！」「めっちゃ楽しみ♪」
待ち合わせ場所に向かうまでの浮き足立ったメールのやりとり

会えた時のうれしさと、ドキドキ
私服で会うはずかしさと、ドキドキ

水族館に着くまでの、他愛もない会話の中にも
（好き）
が溢れて隠しきれない、あの感じ

プリクラを撮ったり、
お土産コーナーでサメとくらげのかぶりものを買ったり
（↑ダサかわ感がたまらなく可愛い！）

ショーを見ている間、ずっと考える

今日 手 つなぐのかな
つなぎたいな

時間たつの 早いなー

ごくごくふつーの、高校生のデート。

でも二人にとっては
全ての出来事が特別で
全ての瞬間がキラキラして見えていて
マンガの中にいるはずの原田とうたまるの感情が
まるで生身の人間としてそこに存在しているみたいに
こっちまで伝わってくる。

じんわりあったかくて、ぎゅぅってなるんです。

それにしても原田って、女の子の扱いうまいですよね！
狙ってる感じじゃないんだけど、
天然のあざとさ！
うん、こいつモテるわー（笑）

うたまるもすごく可愛くて
特にやっぱり、真っ赤になっちゃうサル耳！
あれは可愛い！
いくら気持ち隠そうとしたって
耳でバレちゃうんだもの！
そんな可愛いの、反則だよ～～～～～（満面の笑みで）
となりの席でそんなうたまるを見ていた
原田の気持ちも、分かるなぁーって。

貴女の心の時計針を
高校生に巻き戻して
読んでみてほしいマンガです。

ブログでも感想を書いています。
よかったらお立ち寄りくださいませ^^
http://oshirukomoe.jugem.jp/?eid=1438

2014/04/05

中学時代の失恋から、恋に臆病になっていた卯多子だけど、原田からの真剣な告白を見て付き合うことを決める。噂の元カノ・秋尾、ひとクセある男子・内、原田をきっかけに卯多子の学校生活に新しいドキドキが増えていく。そして、2人は初めてのデートに行くことに…!
以前から読んでみたかった作品でした。
１．２巻一気読。
恋に臆病な主人公の心の葛藤がキュンとしました。
ただ、お話の流れが度々飛んでる感じがちょっと残念。

2014/02/28

山川あいじさんの絵が文句なしに良くて
お話もドキドキが伝わってきそうで
恋をしたばかりの感覚がよみがえる感じでした。
いいなぁ。。。

2014/02/16

身長が高い女の子の初めてのお付き合いを描く作品、第二巻。
くすぐったいような二人の空気が丁寧に描かれている。
ラストは気になる終わり方で。。
初恋の男の子との再会とか？？
次巻はまた違った雰囲気になりそう。

2014/02/01

初々しくてかわいい。
新しいキャラが出てきてどうなるのか、次巻も楽しみ。
やっぱりあいじさんの描くキャラ好きだなぁ

2014/02/27

お土産選びのときの二人が可愛すぎる♡
原田と舞花に同じく、うたまるが本当かわいくてキュンとします。笑
同時収録の『ちょっとだけ贅沢な時間を』も素敵なお話でした！
表情ひとつひとつに引き込まれます！

2014/01/31

“「いいのっ今のはっ こっちの話だから
今の1人ごとだから」
「そうなの？ じゃあ 今から1人ごととかなしね
…どんな小さい声でも オレに話しかけてるんだと思って全部拾うから」”

もうとても可愛い……！山川あいじさんの漫画は良いなぁ。
うたまるの笑顔が素敵すぎる。
雨のシーンのドキドキの文字の使い方すごかった。
最後の引きで続きが待ち遠しい……！

“「ちぇー いこーぜ舞花ー」
「しかたねーみたいに言うな! そういえばデートってどうだった？」
「ナンセンスだね 話すわけないじゃん」
「一つ言っとくけどねー うたまる泣かせたら明日はないと思えよ？」
「こわっ」”

2014/01/29

本誌からだいぶ描き込みが増えているので、「ああ、そういうことか！」と思う所が多々ありました。登場人物の心の動きや周りの情景が丁寧にかかれていて、読んでて楽しいです。

2014/01/29

キュンキュンしすぎでによによが止まりません。
なんて可愛らしい二人でしょう。お互いの好き好きオーラが溢れていて幸せになれました。
同時収録の読み切りもノスタルジックといいますか、ちょっと切ない感じが良かったです。

2014/01/28

かわいいのは、もう分かってるんだけど、言いたくなるかわいい。胸焼け必至・ほぼまるまるデートな巻。原田が、草でも草食でもキャベツロールでも無く、野生動物みたい...と形容された時点でこれは時代は原田になるのでは？と思ったのだけど、そうでも無かったり。もっと人気があっても良さそうだけど、思いのほか地味な印象なのは設定が普通だからかな。このお話は、何となく女の子だけじゃなくて、少女マンガ好きの男性（男子）が好きそう、ということになっている。なぜならうたまるがかわいいから。あと、少女マンガ好きの男性（男子）が好きそう。