すべては統計にまかせなさい の商品レビュー
統計の勉強を始めたばかりで、なんとなく手に取った。 統計。と、聞くだけで嫌だなー、難しいなーと思っていた時期よりも、自分が習ったことが、書かれていたので、はるかに中身がわかるようになっていた。 筆者がアクチュアリーなので、保険に偏った内容になっているが、それがまた面白いなーと感...
統計の勉強を始めたばかりで、なんとなく手に取った。 統計。と、聞くだけで嫌だなー、難しいなーと思っていた時期よりも、自分が習ったことが、書かれていたので、はるかに中身がわかるようになっていた。 筆者がアクチュアリーなので、保険に偏った内容になっているが、それがまた面白いなーと感じた。 日頃、保険のカラクリなんて聞かないから。 統計を自由自在に操れたら、とても楽しいだろうなーと思うが、やはり、数式が出てくると、ひいてしまう。
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統計の本といえばそうなのだけれども、かなり保険業界に偏った本だった。保険業界で統計を扱う人のことをアクチュアリーというらしい。名前ぐらいは聞いたことあったけど、てっきりどこかの保険会社の名前かと思ってた。 統計の例として書かれていた高校生の喫煙率だけど、喫煙率0.217ってどうな...
統計の本といえばそうなのだけれども、かなり保険業界に偏った本だった。保険業界で統計を扱う人のことをアクチュアリーというらしい。名前ぐらいは聞いたことあったけど、てっきりどこかの保険会社の名前かと思ってた。 統計の例として書かれていた高校生の喫煙率だけど、喫煙率0.217ってどうなんだ。例だとしても多すぎる気がするのだけれども、それとも実際の調査でこれぐらいいたのだろうか。 ところで、死亡リスクはともかく、長生きリスクというのは変な話だよね。長生きはしたくなけりゃしないようにできるわけだし。まあ、長生きリスクがあるからといって自殺する人はそうそういないか。後、リスクの語源は『勇気を持って試みる』だそうなのだけれども、じゃあ死亡リスクは勇気を持って死んでみるということか。と思ってしまった自分(もちろん、そういうわけではない)。 後、しょうもないことかもしれないけど、231ページに"IT技術の進展を最大限に活かさなければならない"と書かれてることが気になった。『IT』自体、『情報技術』という意味だから、『IT技術』というのは重複表現なんだよね。
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アクチュアリーの視点からの統計。 この本を手にした時は、身近な統計みたいなものを期待していました。著者がアクチュアリと言うこともあり、生命保険や損害保険、死亡率に関する統計の話が多かったです。標準偏差やボラティリティなどの話は分かりやすかったです。難解な数式を使うこともないので全体としては、読みやすいです。 これらの統計の考えなんかは、資産運用やその他の分野にも生かせそうな気がします。しかし、アクチュアリの世界にしても、一生安泰と言う仕事はないものですね。
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