ときめくコケ図鑑 の商品レビュー
作者のコケへの愛が伝わる本。読んでいるとコケへの興味が湧いてきます。 また、写真が本当に綺麗。普段見かけるコケがこんなにも美しいものだったのかと気付かされます。
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コケとかシダって涼しげで良いよね~♪と猛暑続きの日に読了(^^)小学生の頃にコケをこっそり育てて、親に怒られていたなぁ(*´-`)と思い出した(^^;)まぁコケだけじゃなかったけれど…(--;)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
京都の苔寺に行ってきたので、苔のことがもっと知りたくなり、ブク友さんの本棚にもあったこちらをお取り寄せ。 まさかまさか、こんなに種類があるとは知らず、うろたえてしまう。 隙間暮らしのエピソードとして、水分を吸い上げる根っこはなく空気中の湿気や日光を体表面で取り込むとか、乾燥しても休眠状態でしんだふりするとか驚き。 今までみえていなかった、コケの存在が気になるのも不思議なピント合わせ。 コケのいる場所のヒントはあるけれども、図鑑に載っているコケの遭遇率はなかなか難しそう。 表紙のサヤゴケ、可愛らしい!市街地に最もよくみられるコケの一つらしい。木の幹にぽこっと塊になるんですって。 柔らかそうな半球状のタマゴケ、平面に並ぶ葉と蒴が鳥のようなクジャクゴケはいつか見てみたい。 ルーペ必須、買わなくちゃ。
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「人は見たことがないものでも知ることができるし、理解することもできる。こうした小さな魚がどんなに美しいかもあらかじめ知っていることはできる。でも、実際にこうして見てみて、ほんとうに美しいねと思うこととは、それは別のことだね。実際に見てみて心震わせるということは、知識として「美しい...
「人は見たことがないものでも知ることができるし、理解することもできる。こうした小さな魚がどんなに美しいかもあらかじめ知っていることはできる。でも、実際にこうして見てみて、ほんとうに美しいねと思うこととは、それは別のことだね。実際に見てみて心震わせるということは、知識として「美しい」と知っていることとはぜんぜん異なったことなんだろう」(高田大介「図書館の魔女(2)」より) コケの美しい写真はたくさん見ていた。それでも、実際にルーペを覗いて現れるコケの美しさは、本で「知っている」美しさとはぜんぜん違うものだった。本当は写真よりも綺麗ではない。けれども、ルーペの上下で次々と変化する朔の花畑や絡みつく葉先、そして私の指で今にも潰れそうなこの植物を観察することは、美を発見する「体験」なのである。 「実物が美しい」なんて、改めて言うまでもないと、多くの人は思うだろう。でも、改めて言いたい。何故ならば、あなたの家を出て、数メートルも歩かない所に、おそらく見たこともない「美しさ」があるのだから。 岡山県で、そのことを20年近く発信し続けている有名人として、倉敷「蟲文庫」店主・田中美穂さんがいる。古本屋ではあるが、店頭には彼女の著作が新刊本でいつも並んでいる。未だ若いので(現在50歳?)、古本業界ではマドンナ的存在である。気にはなっていて、いつか手に取りたいとは思っていた。「やっと、私もコケの美しさがわかってきました」なんてお話できるだろうか? 序章の「コケの基本」は、まるで小学生に教えるお姉さん先生のように優しく教えてくれています。私はある程度予習してきたので、スイスイ理解が進みます。それで、さぁ実習!といったところで、裏庭にあった蘚類(せんるい)を観察すると、どれが該当するかわからない!という問題が発生しました。ウマスギゴゲみたいな葉筋をしているのだけど、朔もるまだ出ていないし、葉はいつも広がっていない。違う気がする。他には似ているのがない。うーむ、やっぱり100種ちょっとの図鑑では足りないのかもしれない。 そこで、他の図鑑も参照しなくてはいけなくなってきた。2月から朔が出てくるのかと思いきや、観察を始めると、多くはもっと暖かくなってからのようだ。もっと観察経験を積んでから、蟲文庫を訪ねたい(←え、そこ?)。
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さく朔があるのは春なんですねー それにしても沢山の種類があって 湿度の状態によって姿が変わる となると自分は区別が難しいかも(^_^;) 思い出されるコケもあんまりなくて(´・_・`) 拡大して観察すればきっと楽しい世界(^^)
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苔に興味を持ち、初めて手にとった苔の本。 初心者にわかりやすく、苔の仕組みの説明などがあり、よかったです。 写真も綺麗でした。 こちらの本を読んで、どの苔かを識別していくほどマニアックになりたいわけじゃないと気づかせてもらいました。 苔の仕組みを知り、写真をパラパラ見て楽し...
苔に興味を持ち、初めて手にとった苔の本。 初心者にわかりやすく、苔の仕組みの説明などがあり、よかったです。 写真も綺麗でした。 こちらの本を読んで、どの苔かを識別していくほどマニアックになりたいわけじゃないと気づかせてもらいました。 苔の仕組みを知り、写真をパラパラ見て楽しんで満足しました。
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ルーペを使う、事前に霧吹きする、など図鑑ならではの観察のポイントも書かれている。ポケットサイズがあればそれを持って散歩したい本。
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所在:展示架 請求記号:475/Ta84 資料ID:117012767 雑草という名の植物が無いように、コケにだって名前があります! 色鮮やかで美しいコケのカラー写真は、見ていて飽きません。見たことのあるコケから、コケだと思っていなかったコケまで、様々なコケの美しさ、楽しさに、心...
所在:展示架 請求記号:475/Ta84 資料ID:117012767 雑草という名の植物が無いように、コケにだって名前があります! 色鮮やかで美しいコケのカラー写真は、見ていて飽きません。見たことのあるコケから、コケだと思っていなかったコケまで、様々なコケの美しさ、楽しさに、心が躍ります。 選書担当:飯山
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コケは日本人にとっては「美」の一つだと思うのです。苔寺とかね。でも普段そんなにコケについて考えることもないし、じっと見ることもないので、改めてその種類の多さ、美しさにうっとり、した。
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コケを「ツンツン蘚類」「しっとり苔類+ツノゴケ類」に大別して、名前・写真・特徴・データ(大きさ・色・地域)等をまとめた図鑑。手書き風イラストや丸っこいフォントが使用されていて、まずデザインが可愛い。コケという地味な植物を主役にして、こんなに可愛い本があるなんて…。なんとなくコケを...
コケを「ツンツン蘚類」「しっとり苔類+ツノゴケ類」に大別して、名前・写真・特徴・データ(大きさ・色・地域)等をまとめた図鑑。手書き風イラストや丸っこいフォントが使用されていて、まずデザインが可愛い。コケという地味な植物を主役にして、こんなに可愛い本があるなんて…。なんとなくコケを育ててみたいけれど、専門書は読みたくないと思っていた私は、喜んで手に取った。 まず「蘚類(せんるい)」「苔類(たいるい)」「ツノゴケ類」という分類を初めて知った。普段自分が目にしていて、かつ感じがよいと思っているのは蘚類だとわかった。育てるなら、カーペットのように分厚い「ホンモンジゴケ」がいい。霧吹きで水をかけるとパッと葉が開く、「エゾスナゴケ」も楽しい。 しかし、観察には10倍~20倍のルーペが必要で、葉のタイプも10種類近くあると知って、かなり敷居が高いと感じてしまった。目当てのコケを探しに行くというよりは、種類はわからないが好きなコケを採ってくる、というくらいが自分には合っているようだ。 それでも、この本を読んでからは、今まで目もくれなかった場所に生えているコケに気が付くようになった。 やや不満なのは写真。鮮明で美しいが、コケだけを思い切りクローズアップして撮っているので、コケの大きさや、肉眼で見た場合の見え方がイメージできない。なんだか観葉植物の写真のようで、身の周りに生えているコケとどうも結びつかないのだ。もちろんデータとして大きさは書いてあるけれど、比較対象として1円玉でも隣に置いてくれたらな…と感じた。
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