欲と収納 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自宅の収納に有益な収納法が書いてないだろうかと手に取ってみた。しかし、実状は欲は満載だけど、収納できていないという内容でちょっと自分が思うものとは違っていた。お母様が娘に買ってもらった大量の着物をずさんな管理でカビだらけにしていたエピソードはちょっと悲しい。
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群さんと着物と家族へ怒りと欲と収納。 ここ数年のエッセイでは、この最新作が一番すきです。楽しく読みました♬
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群さんの収納に関する悩みが満載でした。着物が趣味の方なので相当な覚悟で処分しない限り、物が減らない感じだなぁ、と。洋服を1枚買ったら2枚捨てる、と書いてあったので、これは参考になりました。群さん自身の場合、収納したければ着物を買わない、貰わないという欲に勝つ事なんでしょうね。
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どうすれば物を減らせるか。 …というよりも、どのようにして物が増えていくのかについて語られた、参考になるかならないか微妙なところだけれど、似たような悩みを抱える人にとっては親しみが持てるエッセイ。 若いときは体力で物量に対処できる。 まさにその通りだと思う。 エッセイだからな...
どうすれば物を減らせるか。 …というよりも、どのようにして物が増えていくのかについて語られた、参考になるかならないか微妙なところだけれど、似たような悩みを抱える人にとっては親しみが持てるエッセイ。 若いときは体力で物量に対処できる。 まさにその通りだと思う。 エッセイだからなのか、群さんの文体ってこんなに読みにくかったかなと思う箇所もところどころ。
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201403/他の著作で着物好きとは知ってたけどここまですごかったとは(笑) かわいい動物コレクションもすごそう。
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「賃貸の一人暮らし」の切実さにせまられての「収納・片づけ」考。 書類と本と着物が三大問題、というのはたぶんあまり一般的ではないから、読んで参考になる人も限定されると思うが、私については、バッグや靴にあまり興味がない、洋服の流行を追わないというあたりも似ているし、書類+本についての...
「賃貸の一人暮らし」の切実さにせまられての「収納・片づけ」考。 書類と本と着物が三大問題、というのはたぶんあまり一般的ではないから、読んで参考になる人も限定されると思うが、私については、バッグや靴にあまり興味がない、洋服の流行を追わないというあたりも似ているし、書類+本についての収納本・片付け本は少ないのでエピソードは「なるほど〜」とうなずくことばかりだった。でも、最終的な解決への道半ば、というか道は遠そうだという感じ。特に本については、図書館で借りて読むなどの工夫をしても、よければけっきょく買って手元に置きたくなる、などのくだりに共感してしまった。 そして、著者にとってはそれをも凌ぐ深刻な「着物」問題、私はこれがなくてほんとによかった(と思って安心していてはいけないのだけど・・・)。 人生の盛りを過ぎて年齢を重ねていく中で、所有欲と収納のバランスをどうとっていくか、ほんとは深刻そうな事態も淡々と笑えるスタイルで語られていて、持ち物の傾向は違っても参考になる読み物になっている。
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どれもよ~く分かって共感出来ました。著者にとっては着物が一番減らせないモノのようですが、私にとっては本と思い出のモノです。8割方はこれで埋め尽くされていると思います(苦笑) 減らさなければと思いつつ減らないモノ。それでも図書館で本を借りるようになってから本の増殖だけは免れています...
どれもよ~く分かって共感出来ました。著者にとっては着物が一番減らせないモノのようですが、私にとっては本と思い出のモノです。8割方はこれで埋め尽くされていると思います(苦笑) 減らさなければと思いつつ減らないモノ。それでも図書館で本を借りるようになってから本の増殖だけは免れています^^; 今年こそは!の決意も何年越し…という有様です。
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永遠のテーマのような気がします。 今住んでいるところは収納棚、タンスを置くには限りがあり 収納も少なく、引っ越し時どうしても置くところがないと 実家に置き去りにしてきたものがあります。 成人式の時に着た振袖一式と当時、大好きで集めていた チェッカーズのレコードたち 振袖は留袖...
永遠のテーマのような気がします。 今住んでいるところは収納棚、タンスを置くには限りがあり 収納も少なく、引っ越し時どうしても置くところがないと 実家に置き去りにしてきたものがあります。 成人式の時に着た振袖一式と当時、大好きで集めていた チェッカーズのレコードたち 振袖は留袖にできるような色柄を選んでいたので お直しすれば着られるという名目のもと処分の催促を 免れていますが、レコードは大掃除の季節になってくると あれがなければ・・・と言われ続けている。 もうプレイヤーも持っていないからいつか 聞くわけでもないのにどうしても捨てられない 今だに1枚、1枚、取り出してジャケットを見るとトキメいて あの頃を思い出してしまう、う〜〜ん 実家の方々には悪いがまだまだ捨てられそうにありません 群ようこさんも作中で語っていましたが還暦近くになってくると 力もなくなり、重い物を下のゴミ置き場まで運ぶのも億劫になると 先送りすることは自分の首を絞める事になるのは分かっているのですが どうにもこうにもだ・・。 群ようこさんはキッチン周りや洋服類の整理は 思い切りがよく収納も上手いと思った ただ、エコに反してエコバックが溜まるには同感。 私も色々持っている、つねにバックに入っている薄いやつに 重たい物を入れる時のしっかりした物、夏は保冷機能がないと 困るし。100均に行くと使い勝手が良さそうとつい手を出してしまう これでは溜まるばかりだ 取りあえず、現状維持を保つことにしようと決めました。 一方で着物類や本の整理に四苦八苦していて 着物はどうしても減らすことができず 本は減らす努力はしているものの、お家に入ってくる量が 半端なく、他人事ながら、大変だなぁ〜と思う反面 好きな本をを好きなだけ買えるのは少し羨ましい。 うちは本はもう置けないので買うことをあきらめましたが 雑誌の切り抜きは地味〜〜に溜まってきている。 後、家電系のコード類や付属品はここ近年、増え続けている 最初の頃はこれ用、あれ用とちゃんと覚えていたのに 最近は怪しい、なのでデジカメ用だのタブレット用だの 名前を書いてひとくくりにしている。 引出の整理をしただけでも、これ何だっけ?というものがある あ〜忘れないうちに使いたい、片づけたいものだ。 群ようこさんらしい小気味良いテンポで自虐ネタもありつつ 物によっては時代の流れを感じる事が出来たりもして懐かしかったです。 群さんが片づける物の前で品物をにらみ付けながら 「片づけなきゃ、片づけなきゃ」とうろうろしている姿が 想像できる楽しい作品でした。
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