黄昏の光と影 の商品レビュー
安定の片倉刑事。 凄い静かな物語りだった。 じわじわ来る。 シリーズをバラバラに読んでたので片倉の元妻が再婚した経緯が、やっと分かった(笑)
Posted by
12月-4。3.5点。 老人の孤独死が発見される。部屋のスーツケースに、 白骨化した女性の遺体が。双方身元不明。 ふたりの身元を探す旅。 味のあるストーリー、古き良き警察小説という感じ。 せつない。
Posted by
2015.09.18 ある孤独死が意外な展開をしていく。刑事の疑問を追求する姿勢が事件へ進展し、過去の事件まで解決していく。最後の結果はあまりにも意外な展開に。この刑事と同じように作者の解決するという意識が伝わってくる。諦めなければ疑問は必ず解決する!ということか•••。
Posted by
終盤に差し掛かるまでは、あまり抑揚のない小説かと思ったけど、終盤の展開を読んで納得。ということで☆1つ追加しました。最後も元妻に会えなかったのが良い。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
独居老人と地方都市の衰退と白骨化した死体。この3つのうち2つは紛れもなく、現在進行形の日本の問題だ。そう考えると真に迫るテーマを扱った小説といえるのだが、なにせ、展開が地味。昔の火サスや土ドラには最適な話。若い登場人物は若手刑事の柳井と回想シーンの紅子だけで、あとは中高年ばかりのキャスティングしなければならない。やはり、絵にしても地味である。
Posted by
東京の片隅で、老人の孤独死、そして、白骨死体も見つかる。 身元も何もないのだが、、、1枚の写真を手に、老刑事と、新入りの刑事が、その人生を追っていく。 身よりが、居れば、骨を渡してやりたいと、奮闘して、調べ上げて来る。 調べえるうちに、伊勢湾台風で、亡くなったの者の入れ替わりから...
東京の片隅で、老人の孤独死、そして、白骨死体も見つかる。 身元も何もないのだが、、、1枚の写真を手に、老刑事と、新入りの刑事が、その人生を追っていく。 身よりが、居れば、骨を渡してやりたいと、奮闘して、調べ上げて来る。 調べえるうちに、伊勢湾台風で、亡くなったの者の入れ替わりから、、、どんでん返しの最後を迎える。 何度も、二転三転する面白さに、あ~っと言う間に読み終えてしまった。
Posted by
孤独死した白骨死体の部屋にもう一つトランクに詰められた白骨死体。見過ごされそうな手がかりから、地道な捜査で浮かび上がる一人の女性の一生。老いた刑事と若い刑事の間に醸し出されていく雰囲気がとてもいい。
Posted by
定年間近の片倉刑事と、新人の柳井刑事が、東京のアパートで孤独死した老人がいったい何者なのかを捜査する。特に大きな展開はなく、地味な話だが、じわじわ真相に近づいていくのが面白かった。
Posted by
都会の古びたアパートの中で1人孤独死を迎えた無縁老人。その傍らには身元不明の女性白骨遺体の入ったスーツケースがあった。 少ない手掛かりから刑事の執念とも思える捜査で、遺体の男女の身元を辿っていく。全体的に淡々として、地味な文章であったが、徐々に浮かび上がってくるKと名付けられた...
都会の古びたアパートの中で1人孤独死を迎えた無縁老人。その傍らには身元不明の女性白骨遺体の入ったスーツケースがあった。 少ない手掛かりから刑事の執念とも思える捜査で、遺体の男女の身元を辿っていく。全体的に淡々として、地味な文章であったが、徐々に浮かび上がってくるKと名付けられた遺体の女性像にだんだん惹きつけられ、最後のどんでん返しも含めて最後まで興味深く読めた。警察モノであるけれど、神山探偵シリーズと同じくどこか旅情的で、感傷的。タイトルの妙もなかなか。時事ニュースもふんだんに盛り込み、時代背景のリアルさも感じ取れる。もう少し起伏があると、もっと読みやすいのであろうが、やり過ぎてしまうのもどうかと思うし、難しいところ。
Posted by
- 1