瑠璃色の涙 の商品レビュー
自分の中に世界を作って、その世界を信じることで前向きに生きれることもある。 それが現実になったようななんとなくファンタジー感があった。 自分の感覚や気持ちを大切にしていいのだと思わせてくれる。 辛い現実を少し楽にしてくれるような作品。
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自殺未遂が失敗に終わり、昏睡状態のなかで 凛花の魂は肉体を離れ、生きる意味を追い求めた。 受付嬢としての安定した仕事と、オーガニックカフェ経営の手伝い 取引先だった人との恋愛、居酒屋こんちき屋での癒し。 順調だった人生の突然の挫折。 異動先での先の見えない地獄、カフェ経営の失敗、失恋。 一度に起きた挫折に耐えきれなくて 自ら命を絶とうとして、離脱状態で見たもの。 こんちき屋マスターの恋人、若くして亡くなったゆいさんとの出会い。 幼馴染の耕一郎、未来の自分。 精神世界の話。 壮大な宇宙によって、私たちは生かされている、と。 結構宗教じみた感じを ぶっこんでくるから苦手な人にはきつい系かもしれない。 果てしない宇宙の力を信じる主人公が 挫折で自殺未遂なんぞするかなあ、と謎。 最後のくだりが長くて疲労する……)^o^(
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物語には続きがある。 どんなに辛い挫折だって、未来を生きた先輩の自分から見れば、忘れちゃうくらい大したことではないのだ。 思わず元気が出てくる素敵なお話だった。 ゆいとコンチキ屋のマスターのエピソードも良かった。 そして蛇のように陰湿な上司、二美川の前世にはびっくり。
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面白かったです。泣けました。 辛いことや大変なこと、生きるのって大変だなあって思う時もありますが、 魂はそれも喜びとしている。 つらい思い出の人生を終わり、愛する人が迎えに来てくれたときの描写、懸命に生きる命。切なくなりました。 未来の自分が今の自分をサポートしている、感じていたことなので納得。 どんぐりのエピソード、祈りのエネルギーの話も良かったです。
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『人生逆戻りツアー』で一世を風靡した泉さんが放つ、天に生かされる生命の不思議を描く一作。 自殺を図った天川凛花の魂が肉体から離脱して、集中治療室で懸命の救命活動が行われている自分の身体を見つめるシーンから物語はスタートする。 生きることの不思議、生かされることの不思議。そして、生きていく目的を知ることの意義。 「出会いとは何か理由があって、目に見えない力で準備されていることがある、、、感性を進化させることで、何かを発見したり、出会ったりということが出来るようになるんだ、、、」という凛花のメッセージに賛成。 平易な物語の中に、人間愛と人の生死の哲学的な内容を盛り込んで、不思議な感動へと導いていく。
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人生に起こる全てのことは、たとえ苦しいことであっても、必要だから起こるっていう考え方は良かったかな。
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