不完全な魔法使い(上) の商品レビュー
くどい感じが殆ど無く、読み易い。 描写が頭に浮かびやすくて綺麗。 迷っている方は是非、読んでください。
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“王”と“英雄”が並びたつ王国ホード。その片田舎に住む、古い民の末裔ヘリオットは、ある日頭の奥にかくれていた分身が目覚めたのを知った。その分身がもつ不思議な力がヘリオットを王都ダイヤモンドへ導くが…。
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常に人からこづきまわされていると感じる少年の望みは自分自身を持つことだった。魔法が成立する世界、ホード王国とその周辺所領で育つ5年の歳月の中、少年から青年へと変化する主人公ヘリオットが見る世界と人々の在り様が描かれる。果たしてヘリオットは望む自分になれるのか...。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
表紙が綺麗だったので、とりあえずどんなもんか読んでみようっと上巻手に取る。 プロローグ、で、あ、私これ、好きだわ、と確信。 ファンタジー感まんさいだわ~。 そしてその確信は正しかった。 自分の中のなにか、に不安を抱きつつも、いつかは 普通の、兄のようになりたい、と思っていた少年。 だが、不安は現実となり、温かな場所からは引き離される。そして新しい出会い。 魔法使いになるにしても、そこまでの過程があるのかと 思いきや、城に上がったら、なんかいつの間にか実力者になっていて、そこはちょっと拍子抜けだったが、 まあ、もともともってた力、とゆーことなんでしょう。 終盤に出会った少年が下巻にむけてのキーマンか。 王子と領主の娘、との今後も楽しみなところ。
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ええと、最近の中では一番ツボなファンタジー作品でした。 表紙の絵を見ると、脇役ぽい外見で新鮮。 物語が静かに進んでいくところが素敵、且つたまらなくもえる。
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後に魔法使いとなるらしい少年と狂王子とよばれる第3王子と領主の娘の出会いがこの物語の大きな鍵らしい。 しかし、まだ上巻なので序章といったところか。 三人ともまだ少年少女ながら悩みは深く、それでいて周りの大人たちは狡く老獪でおよそ頼れるような感じではないところが、三人を老成させ...
後に魔法使いとなるらしい少年と狂王子とよばれる第3王子と領主の娘の出会いがこの物語の大きな鍵らしい。 しかし、まだ上巻なので序章といったところか。 三人ともまだ少年少女ながら悩みは深く、それでいて周りの大人たちは狡く老獪でおよそ頼れるような感じではないところが、三人を老成させているように思える。 いわゆる剣と魔法のファンタジーだが、内省的なストーリーであると感じた。
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