あすなろ三三七拍子(上) の商品レビュー
OB軍団の応援が熱い! 原先生や沙耶の理屈は確かにその通りなんだけど、下らないと一蹴してすむ話でもないんですよね。 そんな沙耶達や大介がどのように共存していくのかが楽しみ。
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リストラ候補の中年サラリーマンが、廃部寸前の大学応援団に出向!って設定が現実にはあり得ないんだけど、いちいち何故か泣けてくるオヤジ小説。 「組織とは」とか「男とは」とか、会社内で言い出したら絶対若手には嫌われる。だからゆえに、重松小説は中年サラリーマンにはストレス解消の清涼剤のよ...
リストラ候補の中年サラリーマンが、廃部寸前の大学応援団に出向!って設定が現実にはあり得ないんだけど、いちいち何故か泣けてくるオヤジ小説。 「組織とは」とか「男とは」とか、会社内で言い出したら絶対若手には嫌われる。だからゆえに、重松小説は中年サラリーマンにはストレス解消の清涼剤のような作品だ。「学ランの襟が高いのは、うつむかないようにするためだ」って、スゴい名言だ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初は重松さんにしてはイマイチかな~と思い、上巻を読み終わったところでしばし放置してたのですが、一念発起(というほどのことでもないですが)して下巻を買い読んだところ、終盤は中々よく、読後感は結構いいんです、これが。 そもそもあり得ない設定で、かつ「古くて男臭くて、根性至上主義のエンダン」VS「今どきの若者、フェミニズム」というベタベタな二項対立に始まり、どうして重松さんがこんな設定の小説を書いたのか、よくわからないなーと思いながら読んでいたのですが、そして、最後まで浪花節臭さが抜けないのですが、、、 何か泣けるんですよね~。最初の陳腐な設定を超えた何かを訴えかけ、それが厭味なく心に入ってくるというか。 まあよかったら読んでみてください。
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昔は必ず職場にいたとにかくアツい人。個性的で仕事はテキトーでもなんか、人にはアツい人。今はみんなスマートに仕事している人ばかりだから、あえて応援団ていう今では理解し難い文化を通して訴えようとしてる気がします。応援団、万歳!
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初めて重松清作品を読みました(^^) 設定が単純なので、あっという間に上巻読了。 さぁ、下巻でどんな展開になって行くか…。 評価は暫定で☆3つにしました!
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毎度お馴染み感がかなり強い上巻。 面白くてやがて胸が熱くなる…。 なんか型にハマり過ぎかなあ…
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この時代にありえない。。なんた思い始めは読むきが起きなかったのですが、泥臭い応援団に主人公がどんどん浸かっていくとこが面白い!
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大学の応援団存続のためとはいえ、そこまでやる?って言うのは横に置いといて――やっぱり男のロマンなのかな。男の子のロマンとも言えるかも。ひたすら応援するって‥‥何なんですかねぇ。でも、フレーフレー あすなろ大学応援団!!!
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時代遅れだけれど,忘れたらあかんもんがある。そんな感じの作品。一生懸命で涙もろい。やっぱり男はこうでないと,と思ってしまう。下巻も楽しみです。
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中年オヤヂが大学の応援団に、って荒唐無稽すぎるやろ~と思ったら、意外とスンナリ馴染めました。 そういえば、ウチの高校にもガチガチでゴリゴリの応援団があったなぁ。 今思い出すと、かなりカッコ良かったような気がします。
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