承認をめぐる病 の商品レビュー
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様々な観点からコミュニケーションや自信のキャラについて記載されている。 すごく気持ち悪かったのは秋葉原の件が筆者によって美化されているように読み取れた点。精神科医的な立場から見ると、これまで犯罪を犯した人の家庭環境などから同情せざるおえないものもあるとは思いつつ、不細工キャラとして繋げるには少々無理があるのでは。 ただ家庭内DVが親からのケースだけではなく、子から親へのDVがあることも改めて勉強になった。
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学会誌、現代思想、こころの科学等に寄稿されたものが集まった本。 難しかった。わからない言葉がたくさん。 記事ごとに話題が変わるので頭を切り替えるのも大変だった。 ・若い世代が「就労したい」と望むのは、基本的に「承認欲求」のため ・現代の若者にとって重要な価値を帯びているのは「コミュニケーション」と「承認」
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承認に関する話が綴られた一冊。 因果関係についてもう少し説明してほしいところが何箇所かあった。 若者論は土井隆義が一番。
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再読。承認に纏わる話を様々な心理学に基づいて、幅広に書いてある。精神医学的な観点も絡めているので、興味がある人は面白いと思う。筆者の言いたかったことは、漫画の主人公を例にして、理解しやすい。ただ、この手の本は、興味本位で読み進めるも、特に取り入れたい事が出てこないので、読んだ後の...
再読。承認に纏わる話を様々な心理学に基づいて、幅広に書いてある。精神医学的な観点も絡めているので、興味がある人は面白いと思う。筆者の言いたかったことは、漫画の主人公を例にして、理解しやすい。ただ、この手の本は、興味本位で読み進めるも、特に取り入れたい事が出てこないので、読んだ後の満足感は低め...。
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可愛い表紙と打って変わって中身はなかなか (特に後半は)難解でした。 一貫して著者が書いているのは例えば、 いじられキャラ、毒舌キャラなどといった 「キャラ化」による人間関係について。 この「キャラ」によりスクールカーストでの コミュニケーションが円滑化されるがキャラに しばら...
可愛い表紙と打って変わって中身はなかなか (特に後半は)難解でした。 一貫して著者が書いているのは例えば、 いじられキャラ、毒舌キャラなどといった 「キャラ化」による人間関係について。 この「キャラ」によりスクールカーストでの コミュニケーションが円滑化されるがキャラに しばられて、身動きが取れなくなる。 エヴァンゲリオン、秋葉原事件は 楽しく読めました。 モンスターペアレントについて書かれた部分も 興味深かったです。
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対象とする読者が不明 基礎知識の無いものにとっては説明もない専門用語の嵐で話についていけない 基礎知識のある読者にとっては、学術データに乏しく参考にならないのでは
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現代思想の著作を読んでみようと思って挑戦しましたが、読みにくい印象でした。 ほかの現代思想家の本よりも読みやすいような感じはしますが、もう少し現代思想の用語や思想そのものを勉強してからでないと、理解しづらいのかもしれません。
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20151216 ・他者への愛が欠けた人間は自己愛もまた不安定なものである。 ・僕には難しい。心理学の専門的な言葉に、サブカルチャーを交えた文書は非常に読みづらく、自身が期待した過剰な承認欲求に対する答え、あるいはそのヒントを読み探る前にやめてしまった。
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キャラ消費とは成熟のない社会であること。良い子とは前思春期までは問題がなくいけるし、ある種の域の完成をみるが、その後においては足を引っ張り人間の成熟を妨げるものであること。1700円とは高いとは思ったが、現状社会分析として楽しめて読めたし、上記の見解の一文を読めただけでも読んだ時...
キャラ消費とは成熟のない社会であること。良い子とは前思春期までは問題がなくいけるし、ある種の域の完成をみるが、その後においては足を引っ張り人間の成熟を妨げるものであること。1700円とは高いとは思ったが、現状社会分析として楽しめて読めたし、上記の見解の一文を読めただけでも読んだ時間の価値があった。
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専門書的なコラムのまとめ本だったので、承認欲求などを噛み砕く内容を期待していた自分にはいまいち面白くなかった。 根底には承認の要素が通じているのだろうけど、書き方のせいもあって読んでいてそれがわかりづらい。
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