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ASEAN経済共同体と日本 の商品レビュー

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2015/01/21

2015年に創設される予定のASEAN経済共同体(AEC)。ASEAN諸国を単一の市場・生産地とするべく、自由化や制度整備を進めていくという構想とのこと。将来的には、他の共同体構想と合わせてASEAN共同体を創設することを視野に入れた壮大な計画。 そのAECの2013年時点での状...

2015年に創設される予定のASEAN経済共同体(AEC)。ASEAN諸国を単一の市場・生産地とするべく、自由化や制度整備を進めていくという構想とのこと。将来的には、他の共同体構想と合わせてASEAN共同体を創設することを視野に入れた壮大な計画。 そのAECの2013年時点での状況を詳細に解説した本。具体的にどんな取り組みが行われ、それは現在どこまで進んでいるのか。そうした政策の状況がよく分かる。後半では、そうしたAECの取り組みに対して、日本企業、あるいは日本がどのように関わっていくのかという論点についても章が割かれている。 個人的にはあまり東アジアとの接点はないのだけど、それでも勉強になる(第5章の交通・運輸に関する取り組みがとても面白かった。ロジスティクスはやはりおもしろい)。東アジア関連のビジネスをする人なら、さらに有益なのではないかと思う。

Posted byブクログ

2014/08/02

China+1を考えるなかでいよいよ世界経済の主戦場になりつつあるASEAN 日本にとっては他のどの国よりもいま、もっとも手を繋いでおかなければならない相手 ASEANの経済規模は近い将来には中国を超え、世界一の物量、そして多様性を産む。 もちろん地理的また歴史的な日本との位置関...

China+1を考えるなかでいよいよ世界経済の主戦場になりつつあるASEAN 日本にとっては他のどの国よりもいま、もっとも手を繋いでおかなければならない相手 ASEANの経済規模は近い将来には中国を超え、世界一の物量、そして多様性を産む。 もちろん地理的また歴史的な日本との位置関係を考えても明白 ASEANのおもしろさはシンガポールマレーシアタイのように先進的な国と カンボジアラオスミャンマーのような発展途上国とが混在し、 きりもみしながらもダイナミックに「遅々として進む」AEC ASEANと一言にまとまることのない多様性の中から一体どんなモンスターがでてくるか知りたくて本著を手に取った

Posted byブクログ