幻想日記店 の商品レビュー
誰かの書いた本物の日記を売る不思議なお店、日記堂で働くことになった大学生が、さまざまな理由で他人の日記を求める人々に振り回されるほのぼのファンタジー。 それぞれマイペースで自分勝手な登場人物たちですがどうにも憎めない。特に丸山先生が出てきてからぐっと面白くなった。 予想外の土佐日...
誰かの書いた本物の日記を売る不思議なお店、日記堂で働くことになった大学生が、さまざまな理由で他人の日記を求める人々に振り回されるほのぼのファンタジー。 それぞれマイペースで自分勝手な登場人物たちですがどうにも憎めない。特に丸山先生が出てきてからぐっと面白くなった。 予想外の土佐日記から紐解かれる日記堂と店主の謎も、強引ながらも魅力的で驚く。 シリーズ三作目ですが、二作目を飛ばして読んだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今回は、様々な人の日記を売る日記堂に関連する人々のお話。 幻想シリーズ3冊目だけど………1番「うーん??」となったかな。 登天さんが紀貫之で、猩子さんがかぐや姫?? 何処へ行くんだろう。この話……….。 この後のシリーズ2冊、購入済なんだけど、ちょっと保留したい気分になった。
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猩子さん魅力的。 このシリーズの主人公は本当にお人好しのいじられキャラだなぁ。 ブログとは違う日記の良さや意味を改めて考えながら、登天さんや鬼塚さんという馴染みの人達がいる世界は何処かにあってほしい。
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幻想シリーズのあたたかな感じが好きで読んできたけれど、この物語は少しだけ趣が違う。 主人公の友哉は「日記堂」店主の猩子に言いくるめられて無料のバイトをすることになってしまう。 意外にも日記を買い求める客は多く、それぞれに目的とする日記を猩子にすすめられて買っていく。 というよりも...
幻想シリーズのあたたかな感じが好きで読んできたけれど、この物語は少しだけ趣が違う。 主人公の友哉は「日記堂」店主の猩子に言いくるめられて無料のバイトをすることになってしまう。 意外にも日記を買い求める客は多く、それぞれに目的とする日記を猩子にすすめられて買っていく。 というよりも、お試し読みをした後に満足したなら代金を払うシステムになっていて友哉は驚く。 店主の猩子は友哉の父親とも旧知の仲らしく、ますます猩子は何者なのか?という疑問が友哉の中でふくらんでいく。 これまでの物語に比べて主人公である友哉の人物像が上滑りしているような気もする。 それでも、ほんわりとしたあたたかさとスパイス程度の怖さが詰められた物語は面白かった。 人に読まれることを前提としない日記。 だからこそ本音が書かれているし、赤裸々な感情の波が渦巻いている。 他人がそれを読んだからといって何か変わるのだろうか? 物語の礎ともなるところに抱いたほんの少しの疑問は、猩子の過去があきらかになった終盤で吹き飛んでしまった。 動き始めた猩子の時間が実り多いものになるように。 そんなことを思いながら物語を閉じた。
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これは何故幻想シリーズに入れたのかなー 疑問が残る事が多かったけど伏線回収出来てないだけ? 他の方のレビューに頷くばかり。 きっと登場人物にイライラしてんだろうなぁ この人イラつく人物書くの上手いのね 主人公もナヨナヨしとんよー(´Д`)
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今までのシリーズで一番好きではなかった。 もともと短編の『日記堂ファンタジー』というものを大幅改編しての『幻想日記店』ということだったから仕方ないかもしれないけどなんとなく宙ぶらりんな印象。 出てくる登場人物が驚くほどみんな苦手な人たちばっかり。 勝手なことして振り回したり、振り...
今までのシリーズで一番好きではなかった。 もともと短編の『日記堂ファンタジー』というものを大幅改編しての『幻想日記店』ということだったから仕方ないかもしれないけどなんとなく宙ぶらりんな印象。 出てくる登場人物が驚くほどみんな苦手な人たちばっかり。 勝手なことして振り回したり、振り回されたまま振り回されることを良しとしてて普通ならそのまま流さないけど……という流れになっていてイライラ。 ファンタジー要素はあってもいいけれど、日常の人の心の動きまでファンタジーにしないで欲しい。 日記を売る店というのは設定として面白いけれど、色々突然に始まるものだから(なんで?)という疑問が多い。 最初の鹿野くんのお父さんと猩子さんとのやり取りももう少し掘り下げて欲しかった。 せっかくキャラがいるのにいつも掘り下げきれてなくてもったいない。 もともとが短編だったからなのかもしれないけど浅い感じ。 紀貫之のくだりもやや強引に感じた。
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幻想シリーズ第3弾 山奥にひっそりと建つ古い建物「日記堂」 古いものから新しいものまで、さまざまな日記を扱うお店。 謎の美人店長 猩子さんの本当の姿は?? 「郵便局」の登天さんや鬼塚さんも出てきて楽しい。 ここらへんはシリーズの面白さだよね 肝心の謎のほうは、かなり無理が...
幻想シリーズ第3弾 山奥にひっそりと建つ古い建物「日記堂」 古いものから新しいものまで、さまざまな日記を扱うお店。 謎の美人店長 猩子さんの本当の姿は?? 「郵便局」の登天さんや鬼塚さんも出てきて楽しい。 ここらへんはシリーズの面白さだよね 肝心の謎のほうは、かなり無理があったかも
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前2作と同様、生き方が定まらない若者が、何かの縁でアルバイトを始めた職場で、不思議に出会う。 前半は日記をキーにした人生模様を描いていたと思うのだが、最後は急激に幻想シリーズに仲間入り。 猩子さん日記店を始める前は、何をしていたのかなぁ?特別な過去を持った人の生き様も見てみた...
前2作と同様、生き方が定まらない若者が、何かの縁でアルバイトを始めた職場で、不思議に出会う。 前半は日記をキーにした人生模様を描いていたと思うのだが、最後は急激に幻想シリーズに仲間入り。 猩子さん日記店を始める前は、何をしていたのかなぁ?特別な過去を持った人の生き様も見てみたい。
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途中までは幻想シリーズの中でも最も現実的な作品かもと思ってたら、まさかそういうネタを織り込んでくるとは。 他人の日記を読んで考え方に影響を受けるだけなら、幻想らしくないと思いました。 端役で出てくる他の作品の登場人物がアクセントになっているところが救いか。
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謎の美女、猩子が営む日記堂。山奥に佇むこの店では、人に読ませる目的で書いたのではない「本当の日記」を売っている。日記は悩みと希望の生の記録。人生の道しるべとなり、お客の悩みを救う。なぜかタダ働きすることになった大学生・友哉は「日記堂」のとんでもない秘密を知ることに―。
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